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NYダウ続伸、一時3万9000ドル台 NVIDIA一時16%高

22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、午後3時(日本時間23日午前5時)現在は前日比420ドル04セント高の3万9032ドル28セントと初の3万9000ドル台に乗せ、12日に付けた過去最高値(3万8797ドル)を上回って推移している。ダウ平均の構成銘柄ではないが21日夕に市場予想を上回る四半期決算や業績見通しを発表した画像処理半導体のエヌビディアが急伸し、ハイテク株や半導体株を中心に買いが広がっている。

エヌビディアは16%近く上昇する場面があった。前日発表の決算や見通しが市場の想定以上に強く、生成人工知能(AI)関連投資の勢いや広がりを示したと受け止められた。AI関連企業の業績成長期待が改めて強まった。主要株価指数の高値更新が続くなか、足元でハイテク株には利益確定や持ち高調整の売りが出ていたが、エヌビディアの決算を受けてハイテク全般を買い直す動きが強まった。

米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げを開始する見通しで米経済がソフトランディング(軟着陸)できるとの期待も強い。FRBのジェファーソン副議長は同日の講演で「米経済がおおむね想定通りなら、年内に引き締め的な政策を巻き戻すのが適切になるだろう」との見解を示した。インフレ沈静化については「慎重ながら、楽観的だ」と述べた。米国株のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)の良さから株価の一段の上昇を見込む買いも入った。

ダウ平均の上げ幅は一時530ドルを超えた。顧客情報管理のセールスフォースやIT(情報技術)のIBM、ソフトウエアのマイクロソフトが高い。クレジットカードのビザや同業のアメリカン・エキスプレス、ホーム・センターのホーム・デポなど消費関連銘柄も買われている。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反発し、3%あまり上昇する場面があった。一時は1万6058と2021年11月に付けた終値ベースの過去最高値(1万6057)を上回った。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やブロードコムといった半導体株、交流サイトのメタプラットフォームズなどの上げが目立つ。