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ガード下deありのまま。
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ガード下deありのまま。の掲示板

>>1831

うまさん、こんにちは。お久しぶりです。
最近バタバタしていて返信が遅くなりました。m(_ _)m
以下、自分の私見を述べさせていただきます。

>自社で臨床に進むのと導出して進むのでは市場の評価はどちらが上なんでしょうか?

一般論ではなくカルナの場合、そしてP1に突入した段階の話だとしますと、
自社臨床よりもメガファーマに導出後臨床入りした方が評価は高いと思います。
それは…外部から見ればですが…臨床試験実施の実績、患者確保や選別(マーカー開発など)のパイプやノウハウ、資金の安定性、そして何よりメガファーマの場合は多数のパイプラインを比較した上で臨床試験入りさせる事は間違いないわけで、該当するパイプラインの相対的な価値が担保される事があり、色々な面でメガファーマによる臨床試験入りに価値があると思われて当然…と思うからです。

>もちろん導出先や契約内容にもよると思われますが?買い手がまだ見つかってないのかな?
それともP1は研究者としてやってみたいという考えでもあるのかな?
もちろん、進んでからの導出の方が金額はあがると思いますが。

話題としているBTK阻害剤は開発としては後発ですので、他社のものより優れている事をカルナが証明できれば、格段に価値が上がると思います。それが確認出来ないうちにリスクを取るメガファーマは多くはないのかも知れませんね。
ちなみにギリアドに導出したDGKは先行他社のパイプラインがほとんど無いと思われるため、開発早期段階でもカルナの優位性が高く導出に至ったと想像してます。

あとP1をカルナが「やってみたい」と言うのはある意味正解だと思います。
それはカルナの基本方針=ビジネスモデルがそもそも「P2まで進めてパイプラインの価値を高め導出する」となっているため、その方針を実現出来なきゃいけないわけです。なので研究者としての興味本位と言うわけではなく、ビジネスとして…だと理解してます。(^o^)