ここから本文です
テイラーラボ
投稿一覧に戻る

テイラーラボの掲示板

>>2469

2469

テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」で25年4月中旬ごろから半年開く予定で、2800万人の来場を見込む。
25年万博は(日本政府が提唱する超スマート社会)「ソサエティ5.0」のモデルとなります。「空(くう)」という5つの広場を設け、サイバー空間と現実空間が融合した世界を体験してもらいます。

25年にはドローンや自動運転が世界中で普及しているでしょう。万博では近未来の世界やライフスタイルを空想しつつ、その可能性を25年の技術で見せなければいけません。発想の飛躍が不可欠です。
会場には従来のようなゾーニングはありません。全く異なる大小のパビリオンが亀の甲羅のようにつながります。中心がなくて、クリエーターが魅力的な仮設建築を競うなかで人気を集めたものがシンボルになります。
仮設で計画されるゆえに自由に造形できます。70年万博の象徴となった「太陽の塔」が、その先例です。
「25年万博から、新しい考え方や社会的活動、ライフスタイルが始まった」と言われれば成功です。博覧会はゴールでなくスタートなのです。
 今後、日本国際博覧会協会が計画を検討し、20年6月のBIE総会で登録申請書が承認されれば、同年秋には基本計画が策定される見通しだ。
子供たちが何回も訪れたくなる催しになってほしいです。若い世代が前面に立てば、新しい時代の万博が実現するでしょう。私自身も、自分の考えを集大成する機会になります。パブリックな空間形成に加え、個別のパビリオンのプロデュースにも関われればと思っています。
万博の後は、大阪・関西で活躍する若い研究者、そして観光や集客に関する空間プロデューサーの育成にも力を入れたいです。子供のころ夢見た宇宙旅行や自動翻訳装置も、まもなくSFではなくなるでしょう。多くの人が移動して交流する社会のモデルを大阪、日本から発信していきたいと思います。