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ヴェリタス

・運用の巨人 変わる流儀 手数料ゼロの時代、データ・ESGに活路
資産運用ビジネスの歴史が今、大きく変わろうとしている。
8月の米国株投信の資金フローで、株価指数への連動を目指すパッシブ投信の運用資産が、
個別株銘柄を選別投資するアクティブ投信の運用運用資産をを初めて上回る。
米モーニングスターが9月発表、8月末のパッシブ投信の運用資産が約4兆2700億ドル(約460兆円)に達した一方、
アクティブ投信は約4兆2500億ドルに減った。

・運用の巨人 変わる流儀 手数料ゼロの時代、データ・ESGに活路
パッシブ投信の台頭は、アクティブ投信で成長を遂げた老舗運用メジャーに変革促す。その代表格が、米大手3社(ブラックロック、バンガード・グループ、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザー)に次ぐ
資産運用するフィデリテイ・インベストメンツ。
一世を風靡した「マゼランファンド」を軸にアクティブ投資で飛躍したフィデリテイだが、市場の変化に対応した昨年、運用手数料ゼロのインでっぃす投信の投入に踏み切った。フィデリテイ「意欲的にエネルギーを注いでいる分野」と語るのがESG(環境・社会・企業統治)の領域。
ブロックチェーン技術や人工知能(AI)など、新しいテクノロジーの採用にも積極的。

・運用の巨人 変わる流儀 手数料ゼロの時代、データ・ESGに活路
「鍵はデータと中国にある」ステート・ストリートのサイラス・タラポールバラ最高経営責任者(CEO)はそう話す。携帯電話やクレジットカードの使用状況、衛星画像といったデータをAIUなどで分析。企業業績の同時予測に役立てる。開示情報だけでは測れない企業の実力をつかもうと、ビッグデータを解析する動きが広がっている。

・運用の巨人 変わる流儀 手数料ゼロの時代、データ・ESGに活路
そして日本では、パッシブ運用とアクティブ運用の垣根を越えた、新たな実験が始まった。フィデリテイ投信は、時価総額は1兆円規模でも、業績が低迷している主要企業の収益改善策を個別に提言し始めた。企業価値を高めることで、最終的にパッシブ運用のパフォーマンス向上につなげる試み。フィデリテイ投信ではアナリストら26人が日本株の発掘や運用に携わる。グループ全体で日本株約2300銘柄、計26兆5000億円投資するブラックロックも日本株の運用体制強化している。