ここから本文です
テイラーラボ
投稿一覧に戻る

テイラーラボの掲示板

>>2469

2469

ブルームバーグ
ソフトバンクの価値は最大約21兆円、50%過小評価も-バロンズ
Lisa Lee
2019年7月22日 8:00 JST
更新日時 2019年7月22日 10:47 JST
株式市場での評価額が原資産を30-50%下回っていると同紙
純債務を差し引いた企業価値は最大1966億ドルの可能性と同紙

ソフトバンクグループの株式市場での評価額は原資産を30-50%下回っており、同社の「将来に対する劇的に割安な投資」を行うチャンスが投資家に提供されていると米経済紙バロンズが7月22日のカバーストーリーで報じた。

  バロンズによれば、1)上場企業への出資、2)ソフトバンクGが所有する事業、3)「ビジョン・ファンド」という同社の3つの主要セグメントを分析した総和は、純債務を差し引いた同社の企業価値が1966億ドル(約21兆2000億円)と、現在の時価総額(1000億ドル)を上回っていることを示唆する。

  ソフトバンクの孫正義会長兼社長は、特に人工知能(AI)を中心とする「テクノロジーの発展への戦略的投資会社」と同社を位置付ける象徴的なリーダーだと同紙は指摘した。アリババ・グループ・ホールディングの保有株だけで現在の時価総額を上回るとしている。

  一方、バロンズは米貨物輸送会社フェデックスについて、電子商取引の成長と利益率向上で今後2年の増益率が年平均12%に達する可能性が高く、現在167ドル前後で取引されている株価は、200ドルまで上昇することがあり得ると予想。アマゾン・ドット・コムからの競争上の脅威を巡る懸念は行き過ぎとの見解を示した。

  オンライン動画配信サービスの米ネットフリックスについては、過去の後退局面は買いの好機だったが、今回は状況が異なる可能性があるというローゼンブラット・セキュリティーズのアナリストの分析を引用し、先週の決算で示されたような予想外の数字は「前例のない」ものであり、「競争に直面する気配がある」との見方を伝えた。