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ARは美容業界にふさわしいと、グラー氏はいう。体験が、消費者の自撮り好きや、Snapchatやインスタグラムで以前提供されていたARレンズ好きに合っているのだ。それに、顔認識技術は、脚や腕など人体のほかの一部の画像認識と比べて強力だ。グラー氏は、何年か経ってそれが向上し、アクセサリーや服のバーチャル試着が増えると予想している。

ヴェイナーメディア(VaynerMedia)のバイスプレジデントで、ヴェイナースマート(VaynerSmart)の責任者であるパトリック・ギブンズ氏によると、ヴェイナーメディアは、美容、ファッション、消費財分野のクライアントがARへの関心を高めているのを目にしてきた。これらの分野は、顧客にある程度の実用性を提供する手段としてARに目を向けているが、顧客の前でこれらの体験を大規模化するのは困難だと、ギブンズ氏はいう。YouTubeはそうした規模の問題に役立つ。

「ブランドは、良い買い物や製品利用体験をサポートし、最終的に関係を築きたいと思っている。ARはそうするのに格好の手段となることが多い。マックコスメティックスとのコラボが示しているように、YouTubeは、単なるエンターテインメントを越えて、ユーザーにもう少し価値を提供するかもしれない利用事例に寄りはじめている」と、ギブンズ氏は語る。

YouTubeでの実施の意味

Qリアルにとって、SnapchatはこれまでAR配信の主要なプラットフォームだった。だが、同社はAppleやGoogleを通じてウェブベースのARにより取り組んできた。グラー氏によると、同社は、今夏により多くのブランドにも受け入れられたら、インスタグラムとの協働も増やす計画だという。

いまは、月間アクティブユーザー数が20億人であるYouTubeによって、ARのみでのリーチの可能性が高まっている。YouTubeのフェイムビットを通じて、広告主はブランドの関心事やブランドリフト、ビュースルーコンバージョンのほか、Google検索への影響を追跡できる。