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メディシンバ応援の掲示板

ガス暴露治療法の特許出願をよく見ると次のよう感じます。
①ヒツジの4群はそれぞれ1頭ずつのデータのみ(BARDAのデータから抽出したものか不明。)
②ヒツジの4群のうちイブジラスト投与は、YALE大学の治験と同様ARDSに対し予防効果(経口、非経口は不明)
③ヒツジの4群のうちの高用量20mg は、YALE大学の治験ヒトの100mg をヒツジの体重などに合わせた量か(YALE大学の治験を参考にする)。たった1回投与で著効か。ヒトも同様か?
④マウスはBARDAプロトコールだと腹腔内注射だが、特許出願では尾静脈に注射(7日間投与、結果示さず)
⑤ロリプラム投与との比較自体BARDAの目的とは乖離があるような。ロリプラム投与は経口(錠剤)になるので、マウス、ヒツジともイブジラスト靜注となると、同等の条件でないのに、BARDAがその比較をプロトコールに入れる必要性は?

私見として、ARDS予防効果はヒツジでも成功(YALE大学の治験と同じ結果)と思われますが、特許出願のデータはBARDAデータでなく、MNOVAが独自で実施した可能性もあるのかな?(BARDAがつまみ食い許すのかな?)

決算説明資料では、動物実験が継続進行中とのこと、内容は推測するしかないが、考えられるのは、
①点滴静注で、 ARDSの予防効果確認(有意差確認)
②すでにARDSの予防効果確認済みなので、ARDS発症後の治療効果確認
なんとなく②であれば、成功すればARDS予防から治療全体のP3を推進できそうです。

それらが分かる、来年の桜の時期まで待ちますか。