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>>435

崎谷氏

『若年者でも起こる遺伝子注射接種後の心臓の炎症』

米国では、2021年5月10日にファイザー製の遺伝子注射に関して、12歳以上を対象に緊急使用を認めました(現在、18歳以下に緊急使用許可が出ているのはファイザー製のみ)。

このことで、新型コロナウイルス感染症に対して死亡リスクがゼロに等しいティーンエイジャーに、早速重大な問題を引き起こしています。

それは、心臓を包む膜(心膜)や心筋細胞自体に炎症が引き起こされる「心筋心膜炎(myopericarditis)」という問題です。

すでにイスラエル当局では、ファイザー製の遺伝子注射接種後に発生した「心筋心膜炎(myopericarditis)」の因果関係を一部認めています。さらにこの心臓の炎症が若年者に起こりやすいことも報告しています(「COVID: Health Ministry finds some myocarditis cases linked to vaccines」The Jerusalem Post, JUNE 2, 2021)(「Israel Finds Probable Link Between Pfizer Shot, Myocarditis」 Bloomberg, JUNE 2, 2021)。

米国のワクチン有害事象報告制度(VAERS)に報告された14~19歳の若年健康人にファイザーの2回目の遺伝子注射接種4日以内に発症した心筋心膜炎(myopericarditis)の7症例報告が論文掲載されています(Symptomatic Acute Myocarditis in Seven Adolescents Following Pfizer-BioNTech COVID-19 Vaccination. Pediatrics June 2021, e2021052478)。

この全ての症例で胸痛の訴えがあり、MRIの造影検査で「心筋心膜炎(myopericarditis)」と診断されています。

また、トロポニンという心筋細胞のダメージで血液中に増加するタンパク質の増加も全例で認められています。

トロポニンの上昇は、心筋梗塞の指標です。