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深海deあります.。o○
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深海deあります.。o○の掲示板

>>723

<GS-9911を巡るG社戦略> 妄想

予想
G社はがん領域における2030年度での達成目標を確実に行うため、9911の研究用試薬を提供する事で、当化合物をデファクトスタンダード的にすることを目指す事にしたと考えられる。
メガファーマ各社に提供する事で、各社の薬剤との併用療法が進む。G社が時間をかけて9911との併用薬独占を狙うより、コスト削減と同時に他のメガファーマとの提携が早期に実現し、提携による一時金・マイルがG社に入る。
結果的に9911の上市が早くなり各社が利用する事で、G社とカルナのロイヤリティ収入は巨額となる。(9911はフェーズⅡ段階での早期承認も狙える。)

その結果G社は新たな化合物開発の資金に活用できると同時に、今まで巨額の資金で投資し失敗した化合物の穴埋めにすることが可能となる。

この指とまれの戦術。
新たなビジネスモデルの導入であり、第一三共がアストラゼネカとメルクとの提携に至ったやり方である。

  • >>725

    追記
    <背景説明>
    ①提携を希望するメガファーマは多数存在する。
    PD-1抗体(キイトルーダ、オプジーポ)の特許の期限が迫る中、PD-1抗体の相方探しが難航しており、このままではメルク、BMS等が大きなアドバンテージを失うリスクがひたひたと迫ってきている。
    有力な相方を探し併用療法で新たな特許取得を得る事が喫緊の課題である。

    ②G社の事情
    莫大な先行投資をした化合物のいくつかは想定外の不振から、続々とパイプラインから撤退させており、このままでは2030年度までのがん領域での売上高・収益の両部門での目標達成はおぼつかない。
    9911の将来性は極めて高いが、G社の力だけでは目標達成には無理がある。
    G社はVCから資金調達する為に重要な化合物の特許とロイヤリティを担保にした経緯もあり、9911の力をフル活用する方策を考えたと予想させる。

    導出・共同研究メガファーマ、G社、G社の株主の3者のWin-Win-Winの関係が成立する。