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株式 つぶやき無法地帯
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株式 つぶやき無法地帯の掲示板

こんなことを書くのは不謹慎かもしれないが、新型コロナの事を考えてみると生命の神秘に感心してしまうのです。
生物の正体が究極的にはアナログ的な物では無くデジタル的なものだと知ったのは今から30年以上前の20才を過ぎた頃にカールセーガンとか言うアメリカ人の博士が書いた「コスモス」というタイトルの文庫本を読んだのがきっかけでした。
それまでは人から「生命って地球にどうやってできたと思うか?」と漠然とした質問をされると、誰かが言っていたようなことを想い返して「そりゃあ・・・水と空気と適度な気温が地球みたいに揃うと自然に湧いてくるんだろね?」などと答えにならない返答しか返せなかった。
当時、「エホバの証人」に入信している人が知り合いにいて、その人が休み時間に「どんなに環境が揃っていても生命体が自然にできる確率は、バラバラになっている1000ピースのジグゾーパズルをダンポール箱に入れてグチャグチャに振ってダンポール箱を開けたら偶然にパズルが完成して一枚の絵になっている確率以上に低いんですよ、そんなことが自然に起きると思いますか?」と暇な時間があると連日のように追及されました。
俺は仕事で疲れて休んでいるのに容赦なく言ってくるその人の態度が内心少し気に障っていたので「エホバの証人」には結局入らなかった。
しかし先に書いた「コスモス」を読んで、よく巷で言う「生命の神秘」という言葉が単なる「命は自然に湧いてくるもの」と言う程度の意味を神秘と言っているわけではなく、もっと深い意味で神秘と言っていることがわかった。
要するにDNAとかRNAのような遺伝子情報はPCのROMと同じ性質のものだったのです。
それもPCの記録方式より一歩進んでいます。
PCは1ビット(記録の最小単位)が、0か1の選択しかできないのに対してDNAやRNAは4種類の中から1つを選択できるので遺伝子の1ビットはPCの2ビットに匹敵するので効率がPCより2倍よいことになる。
新型コロナの核の中にあるRNAの数は29800個らしいので、PCの情報に換算すると59600ビットになり、7.45キロバイトになります。
7.45キロバイトのデーター量とは丁度今書いている165番のこのメモ位の情報量です。