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ZMPとZMP関連銘柄を語るの掲示板

>>30176

⬆コロナ系のウイルスに効く
>「免疫の司令塔」ヘルパーT細胞
【未感染者の半数、すでに免疫?…他のコロナウイルス感染の経験影響か】
2020/05/19 08:19
読売新聞社
 新型コロナウイルスにまだ感染していない人の約半数が、すでに免疫を一定程度持っている可能性があるとする研究結果を米ラホイヤ免疫研究所の研究チームが近く米科学誌セルで発表する。過去に他のコロナウイルスに感染した経験が影響したとみられている。感染や重症化をどの程度防ぐ力があるかは不明だ。
 研究チームは、流行が始まる前の2015~18年に米国で収集された20~60歳代の保存血液20人分を調べ、約半数から新型ウイルスを認識する免疫細胞「ヘルパーT細胞」を検出した。
 ヘルパーT細胞は、「免疫の司令塔」とも呼ばれ、ウイルスを攻撃する抗体を別の免疫細胞「B細胞」に作らせるなどの役割がある。研究チームは、風邪の原因となる通常のコロナウイルスに感染した経験によって、免疫系が新型ウイルスも認識できるようになる「交差免疫」が起きたと考えている。
 新型ウイルスによる感染症は、多くの人が無症状や軽症であることが知られる。奥村康・順天堂大特任教授(免疫学)は「コロナウイルスに感染することが多い子供が、新型に対して重症化しにくいことも、交差免疫で説明できるのではないか」と指摘する。
 コロナウイルスに詳しい水谷哲也・東京農工大教授(ウイルス学)は「交差反応があったとしても、新型コロナウイルスへの防御力がどれだけあるかは分からないので、さらに研究が必要だ」と話している。

  • >>30458

    ⬆自然免疫
    >死者は1/500以下
    【「42万人死ぬ」シミュレーションはどこが間違っていたのか】
    2020年05月18日 18:00
    池田 信夫
    http://agora-web.jp/archives/2046128.html
    きのうの東京の新規感染者は5人、大阪はゼロである。もう感染は収束したといっていいだろう。緊急事態宣言の「8割削減」の提唱者である西浦博氏は、きのう宮坂昌之氏の批判に答えて、彼の予測が間違っていたことを認めた。
    「基本再生産数Ro=2.5で感染爆発する」という彼の予測の根拠は、もともとはっきりしなかったが、きのうは明確にRo=2.5で人口の60%が免疫を獲得するまで感染が拡大するという集団免疫理論が「架空のもの」だと認めた。
    (中略)
    重症化率を1%とすると75万人が重症になり、人工呼吸器の能力を超える40万人ぐらいが死ぬ。これは簡単な計算で、集団免疫理論を認めるとこういう結論しか出ない。
    なぜ死者42万人が700人になったのか
    ここから政治的には、二つの選択肢がある。
    ゆるやかな自粛で集団免疫が成立するまで待つ
    ロックダウンで徹底的にウイルスを封じ込める
    このうち人口の60%が感染することを容認する1は政治的にとりえないので、答は2しかない。西浦氏はイギリスのようなロックダウンをすべきだと考えていたようだが、それは日本では法的に不可能なので「8割削減」が出てきたわけだ。
    しかしきょう現在の死者は累計で744人。彼の理論が正しいとすれば、8割削減どころか自粛だけで死者が1/500以下になったわけだが、そんなことを信じる人はいないだろう。彼も認めたように、この計算には致命的な誤りがあったのだ。
    (中略)
    宮坂氏も指摘するように、最大の原因は自然免疫だろう。世界中のすべての人がコロナウイルスに対して同じ「感度」(susceptibility)をもっているわけではなく、予防接種や結核で人々の非特異的な免疫機能が活性化されている国では、ヨーロッパのように大流行しないのだ。
    (中略)
    学問的には、おおむね決着がついた。自然免疫がどう機能しているのかは未知だが、獲得免疫だけで日本の驚異的に低い死亡率を説明できないことは明らかだ。政府は理論的にも実証的にも根拠がないことを提唱者が認めた緊急事態宣言を全面的に解除し、8割削減を撤回すべきである。

  • >>30458

    ⬆自然免疫
    >ファクターX
    【「なぜ日本の新型コロナ死者数は少ないのか?」山中伸弥が橋下徹に語った“ファクターXの存在”】
    5/20(水) 6:00
    https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200520-00037919-bunshun-life
    文春オンライン
    「ファクターX」とは耳慣れない言葉だが、ノーベル賞受賞者の山中伸弥氏は、ファクターXこそ、今後の日本人と新型コロナウイルスとの闘いの行方を左右する重要な要素だという。
    「僕が今とても気になっているのは、日本の感染拡大が欧米に比べて緩やかなのは、絶対に何か理由があるはずだということです。何が理由なのかはわからないのですけれど、僕は仮に『ファクターX』と呼んでいます」(山中氏)
     日本は海外主要国と比較してPCR検査数が少ないため、感染者数を正確に比較するのは難しいが、死者数に関していえば、5月半ばの時点で700人超。アメリカの8万人超、英国の3万人超と比べると文字通りケタ違いに少ない。
    「ファクターX」の解明のため、山中氏が重視しているのは、ウイルスに対する抗体(ウイルスに反応して毒素を中和する物質)を持っているかを調べる「抗体検査」だ。
     厚労省は6月から、東京・大阪・宮城の3カ所で1万人規模の大規模な検査を開始すると発表したばかりだが、山中氏と元大阪府知事の橋下徹氏が、科学者と政治家それぞれの観点から、新型コロナウイルスとの闘い方について語りあった対談(「文藝春秋」6月号)でも、この抗体検査のことが話題になった。
    抗体検査で「大事なのは国産でやること」
    山中 僕は、PCR検査に加えて、抗体検査が重要だと考えています。実際にどの層の人が、どれくらいの割合で抗体を持っているのかがわかれば、ファクターXが見えてくる可能性もありますから。
    橋下 抗体検査にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
    山中 抗体検査は、ワクチンや治療薬の開発よりはるかに早くできます。コストも安い。大事なのは国産でやることで、これを外国産に頼ってしまうと、後手後手で質の悪いものを使わされてしまう恐れがあります。国産で品質管理をしっかりして検査キットを作らないといけません。これはPCR検査キットも同じで、変異した後のウイルスまでちゃんと検出しているかわからないという話も出ています。
    (以下略)