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>>22017

⬆引くに引けない?!
【選挙に通れば「国民の代表」か　政治家が自任するなら】
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2019-03-18 09:25.10
　朝日新聞のコラムから一部引用する。
よく似た（選挙で選ばれた国会議員が国民の代表だと強く主張すること）考えの持ち主が１９世紀のフランスにもいた。ナポレオン３世だ。
あまりにも有名な英雄のおいということもあって大統領に当選し、さらにクーデターで皇帝になった人物である。
報道機関についてこう言い放ったそうだ。
　「私は選挙で選ばれた。だが、記者たちは選ばれたわけではない。報道を制限するのは、
民間企業が権力を持つのを防ぐためだ。代表として選ばれた者たちによって表明される人民の声だけで政治をするためだ」
　ということだ。
　因みに、括弧の中は僕がまとめたものだ。原文には「よく似た」の後に括弧書きはない。
（中略）
　内容はどうでも良い。
　朝日新聞は、マスコミが国民の代表ではない、という事実を認めることが出来ずにいるということである。
　新聞社は、一部を除いて大学卒業を要件としていると思うが、簡単ではない筆記試験を実施し、その上で、面接を行って会社が求めるような人材を選択している筈である。
　もし、そうではないというなら朝日新聞は入社試験の方法を変えなければならない。
　試験をして会社にマッチするような人材を採用しておいて、どこが国民の代表なのか。代表気分になれる神経がおかしい。
　ただ、新聞記者になれば、色々と取材が出来るというだけのことである。
　代表だから取材が出来るのではなく、新聞社に所属しているから、多くの人は取材に協力しているのである。
　弁護士をしているので、何度か新聞記者の取材を何度か受けたことがある。
　中には丁寧な人もいるが、概ね質問には答えるのが当然だ、という雰囲気で質問されることになる。
　新聞記者に直接接触した経験のある人の多くは記者は偉そうだという感情を持つと思う。
　僕も同じだ。
　ただ新聞社の看板を背負っているだけなのに、国民の代表気分だったり、知る権利に答える正義の人だったりになるのだ。

朝日新聞
【「“国民の代表は国会議員でマスコミではない” と言い放った官邸は、クーデターで皇帝になったナポレオン3世とよく似た考えだ」】
2019-03-18
https://snjpn.net/archives/104231