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いよいよ今週から有馬記念まで
ノンストップでG1が開催される。

「G1が無い週があるじゃないか」
というツッコミもあるだろうけれど
11月4日にはJBCが行われるので
ノンストップと表現しても差し支えないだろう(笑)

ちなみに今週の秋華賞、
トライアルレースなどを
改めて見直しても、
春からの勢力図に
大きな変化があったように思えず、
桜花賞馬ステレンボッシュ、
オークス馬チェルヴィニアが人気を二分するはず。

もちろんローズS勝ち馬の
クイーンズウォークや
紫苑S勝ちのクリスマスパレードなど
人気をいくらか得そうな
トライアル勝ちの馬はいるけれど、
今回勝ち切るシーンまではなかなか思い描けない。

古馬相手にもクイーンSで
引けを取らない走りを見せた
ボンドガールや
復調気配漂うフラワーC勝ちの
ミアネーロもいるにはいるけれど、
これらの馬が
「桜花賞やオークスで勝ち負けできたか?」と
考えると、やっぱりちょっと厳しいような気がしている。

面白くない話で恐縮だが…。

もちろん上がり馬にも面白そうな馬はいる。

オークスでは12着に敗れたものの、
古馬相手にクイーンSを勝ち、
この舞台に駒を進めたコガネノソラだ。

未勝利からスイートピーSまで3連勝。

クイーンSでも古馬相手に勝利している。

もちろん前走は51キロという
アドバンテージはあったし、
丹内騎手の素晴らしいエスコートもあった。

正直、初コンビとは思えない走りで、
バッチリ手の内に入れているのは大舞台では心強い。

ステレンボッシュと
チェルヴィニアを相手に
切れ味勝負になると
どうかはわからないけれど、
京都内回りなら直線も短いので
誤魔化せる部分はあると思う。

ただ・・・やはり馬券の軸は、
ステレンボッシュと
チェルヴィニアになるだろうか。

特にステレンボッシュは
前走のオークスで落鉄していたと言う。

それでも3着以下を
2馬身近く離したのだから、
強いとしか言いようが無い。

もちろん脚自体は
チェルヴィニアが上回っていたけれど
距離が2F短くなる今回は
ステレンボッシュの方にやや分があるように感じている。

もちろん枠や馬場状態にもよるし、
コース特性を考えると、ある程度前にいないと厳しい。

明確な逃げ馬はいないものの、
どの馬もステレンボッシュや
チェルヴィニアを
マークしながらの競馬になるので、
ペースそのものが序盤から落ち着く可能性が高い。

よっぽど切れる脚があれば
後ろからでも届くが、
基本的には
道中の位置取りが重要になるし、
スムーズな立ち回りを出来た馬が
2強に割って入る可能性があると思う。

個人的にはチェレスタの存在に
大きな期待感を抱いていたけれど、
右前脚浅屈けん炎で回避してしまった。

それなら今度こその思いを込めて、
タガノエルピーダを推してみたいと思う。

オークスもそうだし、
前走のローズSもそうだが、
なかなかスムーズなレースが出来ず、
残念ながら苦杯を舐める結果が続いていている。

前走も一番荒れた内側を走り続けた結果の敗戦。

決して悲観する内容ではなかった。

そもそもタガノエルピーダは
出世レースの忘れな草賞を勝った馬。

巻き返しても全く不思議ではない。

ステレンボッシュと
チェルヴィニア、
そこにクイーンズウォークを加えた
力量上位3頭で
今回人気を分け合うことになる
と思うけれど、
なんとか人気薄の1頭を見つけ出して
それなりの配当を掴みたいと思う。