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サンバイオ株式会社と順天堂大学が、順天堂大学で研究が進められているダイレクトリプログラミング法による膵ベータ細胞の作出に係る共同研究に関する契約を締結したことを発表しました。

1型糖尿病は、自己免疫疾患の一種で、膵臓に存在するインスリンを産生するβ細胞が破壊されてしまう生命に関わる重篤な疾患で、インスリン製剤を用いた治療を生涯に渡って継続する必要があります。世界的には糖尿病患者全体の約 5%が1型糖尿病と言われており、若い方を中心に幅広い年齢で発症します。2017年のデータによれば、日本における推定患者数は約8万人と言われています。

今回の共同研究は、順天堂大学大学院医学研究科難治性疾患診断・治療学(岡﨑 康司 教授、松本 征仁 客員准教授)が開発した体細胞からダイレクトリプログラミング法によって、間葉系幹細胞から膵ベータ細胞を作出し、1型糖尿病に対する再生医療等製品の開発を目指すものです。

サンバイオがこれまでSB623の開発過程で蓄積してきた再生医療等製品の開発技術と順天堂大学の体細胞からのダイレクトリプログラミング法を組み合わせ、1型糖尿病のモデル動物を用いて有効性および安全性を評価し、臨床試験に進むために必要なデータの取得を目指します。

産経新聞 他医療関係者プレスで紹介。長い間順天大で研究されてきた1型にサンバイオが加わること、長い道のりであろうとも成功してほしいです。