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サンバイオを応援する掲示板の掲示板

>>10232

まるこ様

その点については、以前投稿した内容が答えになります。再掲します。
私見ですが、二社の目指す方向は実は同じ、但し、意思決定プロセスのベンチャー企業と、一般的大企業の決定的な差が、このずれ=投資家の不安を生じさせている、と思います。

バイオベンチャーである、サンバイオは、フェーズ2b臨床試験の失敗について、
開発継続については、慢性期脳梗塞プログラム・フェーズ1/2a及び慢性期外傷性脳損傷プログラム・フェーズ2の良好な臨床試験データと、慢性期脳梗塞プログラム・フェーズ2bにおいて安全性の問題が認められなかったこと等により総合的に判断して継続発表をしています。こういう大きな判断のなかで、細かい分析はさておき、開発継続について、先ず行うという「結果を先に発表」し、次に詳細分析、継続に繋がる試験デザインの再構築を目指しています。

一方の大日本住友は、失敗した原因を精緻に分析、その結果を整理して、フェーズ3臨床試験可能ならしめる、試験デザイン再設計が展望できるレベルに到達して、「最終的に初めて開発継続のゴーサインを出す」というスタンスと見ております。そこまで、来ないと稟議できないということです。

ここから、新規投稿です。大日本住友製薬は、傾向的に新薬開発はM&Aに傾斜し、しかも買収した会社をうまくコントロールできず(特に米国現法)、躓きを繰り返しており、余計その傾向が強まっていると推測しております。

それと、根幹部分は、安全性に問題がないことです。

エーザイの執念を持ってすれば、大日本もstroke継続はやれるはずです。不安は杞憂と個人的には思っております。