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東北道で多重事故 1人死亡 10人搬送 約140台の車が関係
2021年1月19日 17時44分

19日正午ごろ、宮城県大崎市の東北自動車道の下り線で雪の影響とみられる多重事故が起き、男性1人が死亡したほか10人が病院に搬送され、うち2人が大けがをして手当てを受けています。事故はおよそ140台の車両が関係していて、警察などが車の移動を進めています。

19日午前11時50分ごろ、大崎市古川の東北自動車道下り線で、雪の影響とみられる複数の事故が起きました。

警察によりますとこの事故で男性1人が死亡し、10人が病院に搬送されてうち2人が大けがをしています。

現場は古川インターチェンジと長者原サービスエリアの間で、およそ900メートルにわたって多くの車両が動けなくなり、事故に関連するのはおよそ140台に上っているということです。

警察などは現場を挟んだ北と南の両側から車両の移動を進めています。

現場の周辺は畑や田んぼが広がる地域で19日は雪が積もり、東日本高速道路によりますと、当時は風や雪のため見通しが利かない、いわゆる「ホワイトアウト」の状態でした。

東日本高速道路は事故のおよそ1時間半前に岩手県から福島県にかけての東北自動車道の上下線で時速50キロの速度規制を行い、電光掲示板でも走行の注意を呼びかけていました。

事故の影響で東北自動車道は現在も宮城県の築館インターチェンジと大和インターチェンジの間の上下線で通行止めとなっています。
「地吹雪」が発生していた可能性
事故が起きた現場付近の天候について、気象庁は、現場の風の強さや積雪が減っていた状況から考えると、「地吹雪」が発生していた可能性が高いとしています。

気象庁によりますと、事故が起きた現場に近い宮城県大崎市古川の観測点ではけさから風が急激に強まり、19日正午前には27.8メートルの最大瞬間風速を観測していました。

そして、正午には深さ10センチだった積雪が、午後1時には6センチと一気に4センチ減っています。

仙台管区気象台によりますと、この時間の気温はマイナス3度以下で雪がとけるこ