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米高官、ウクライナのロシア領攻撃容認　非米製兵器なら
2024/05/25 07:23 日経速報ニュース 1442文字

　【ワシントン＝坂口幸裕】米国務省のミラー報道官は24日、ウクライナが米国製以外の武器を使ってロシア領を攻撃することを容認する可能性を示唆した。ロシアの反発を避けるため「自衛のための武器供与に限る」という米国の支援方針は堅持しつつも、ウクライナの攻勢も望むジレンマがにじむ。
　ミラー氏は24日公開された米政府系放送局「ボイス・オブ・アメリカ（VOA）」のインタビューで「ウクライナ国境の外への攻撃は奨励しない」と改めて主張した。
　同時に「米国が供与した以外の武器を使用する場合、最終的にはウクライナが自ら決断すると理解している」と言及。欧州などから受け取った武器によるロシア領攻撃にには反対しなかった。