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オンコリスを応援する掲示板の掲示板

 表板に投下された記事。
 私はくわしく読み込んでいませんが、T社関連は
サトリン(Satlin)で記事内検索(Ctrl-F)してみて。

〈アルツハイマー病のパイロット試験における
HIV 薬剤の安全性、
微調整されたバイオマーカー〉
- アルツフォーラム 2024 年 3 月 12 日
対訳URL:
https://tinyurl.com/43pmtvfu

原題〈HIV Drug Safe in Alzheimer’s Pilot Trial, Nudged Biomarkers〉
──────
抜粋

 Transposon Therapeutics 社は、
筋萎縮性側索硬化症/前頭側頭型認知症
および進行性核上性麻痺を対象とした
第 2 相試験で、
逆転写酵素阻害剤センサブジン (別名 TPN-101) を
研究しています。

 同社は先週リスボンで開催されたAD/PDで
肯定的なデータを報告した。

 アルツハイマー病における治験も
計画中であるが、
サトリン氏は、そのフェーズはまだ決定(decide)
していないと述べた。
──────

  • >>2411

    comさん、資料ありがとうございました。この資料は知らなかったです。英文にさかのぼって読みました。
    これはMCI患者12名に対する小規模のパイロット試験で、Transposon社のCMOのAndrew Satlin氏がコメントを述べていますが、対照群がなく少数例の患者のデータでの有効性評価は困難ですが、いくつかのバイオマーカーが良い方向に向かう兆しがあることは有望な結果ですね。考えている理論が正しいかをみる、いわゆるproof of principle試験として注目すべき結果であると考えます。
    ここで、重要なことは、掲示板2262の特許のところでも述べましたが、ヒトのLINE-1阻害活性について、数多くの核酸逆転写酵素阻害剤のなかで、イスラトラビル、センサブジン、エルブシタビンの3剤の活性が突出しており、今回のパイロット試験で使用したラミブジンの活性はセンサブジンの約10分の1、今後の新たなP1試験を計画しているエムトリシタビンは約20分の1であり、やはりセンサブジンでどうなのかが興味あるところです。
    今回のproof of principle試験の情報を受けて、計画はしているが治験に関してはまだ決定してないADに対して、Transposon社の今後の動向が注目ですね。でも、まずはPSP、ALS/FTDでしょうが・・・