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やさしい株の談話室の掲示板

>>1909

孔雀草
ああなんと懐かしい響き,感触のすることばでしょう。
私も大好きな、この時期ですと最も好きなお花になります。
地植えを考えたことがなくて、いつも花屋さんで胸元いっぱいに買ってその都度幸せ感に浸ります。
紫の方が私も好きです。白いのもですけれど。
何も考えないで、壺とか、備前焼の花入れに投げ入れします。ちょっとした枝もの、庭に繁茂しているフジバカマとか矢筈薄とか、ミズヒキそう、桔梗、トルコキキョウなども一緒に入れることも多いです。
群生していたのが、記憶のある限りでは、石川県の県民公園、津幡駅だったか、倶利伽羅駅だったかのすぐ近くに見渡す限り、孔雀草のところがありました。母の生前だったか、どうか記憶がありません。
熨斗蘭は仰せの通り、別名もあります。同じものらしいです。こちらは、ちょっとした贈り物をするときにでも、水引でおしるしだけ敬意を示すことがまだあります。押絵(中に綿をいれるあれ ですね)で作った大きめの熨斗もまだ探せば土蔵のお重箱の中にでもあるかもしれません。日常生活で意外に身近ですので、その名前で覚えました。普通にヤブランなどと同じ品種のようです。
私はけち臭い故かもしれませんが、お花は、今でこそお茶花とか、山野草とか趣味のいいくくり方をされていますけれど、私は幼い時から、お金のかからないその辺で静かに咲いては朽ちてゆく庭の片隅の花が好きです。今は秋海棠と熨斗蘭とがどの部屋にもひっそりいてくれています。