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やさしい株の談話室の掲示板

次のスペイン戦が正念場ですね。
ittoさん解説お願いします

  ↓

猶本は今のなでしこでは最も美人で頭もよく高校時代から注目されていましたが、
何故かWCには縁がなく、29歳になった今回が初出場です。
WCにはかなりの思い入れを持っています。
猶本らしい思い切ったシュートで、よくあの角度から入れたと思います。
藤野はU-16の頃から頭角を表わし、キレが抜群で、今後のなでしこを
しょって立つ存在です。池田監督からの信頼も厚いです。
右側の角度のないところから、センターリングではなく直接シュートしたのは
彼女の思い切りの良さと図太さでしょう。
しかし、今回も5~6点入っていてもおかしくないゲームで、ノーマークを
外しまくっていました。
今までは格下だからよかったものの、ベスト10のヨーロッパ勢が出てくる
決勝トーナメントではそうはいきません。

とはいうものの、今回のなでしこは徐々に強くなってきていることは事実です。
優勝したドイツ大会の時もそうでしたが、予選はグループ2位で勝ちあがって、
決勝トーナメントは、スウェーデン戦は完勝でしたが、当時はどう考えても
勝てそうになかったドイツとアメリカに押されまくりながらも勝ったのですから、
今回もそれによく似た状況と言えます。

スペイン戦のボランチは、猶本ではなく長野風花を出すでしょう。
司令塔の長谷川唯が鍵でしょう。彼女がFWを上手く使えるかどうか。
FWは、田中美南、藤野、植木理子の誰が出るにせよ、裏に抜け出す
チャンスは必ず1~2度はあります。そこで、今までの2試合のような
シュートの外し方をしたら絶対に勝てません。

以前から心配していたDFの鈍足ですが、今までの2試合は熊谷が上手くリードして
相手の要のFWを複数人で囲い込んで仕事をさせませんでしたが、
スペインにどこまで通用するか。

1位で通過しようと2位で通過しようと、決勝トーナメントの最初の相手は
Aグループ(スイス、ノルウェーか? FIFAランクはいずれも日本より下)
なので、比較的楽です。

ベスト8までは行くと私は見ています。