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株の日記帳
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株の日記帳の掲示板

今回の仕掛け人は世界的に名の知れたヘッジファンドが浮かんできています。いったいそれはどこか?
あの伝説のジョージ・ソロス氏の巨額資金を運用しているソロス・ファンド・マネジメント。そして、欧州最大級の英国のブレバン・ハワード・アセット・マネジメントなど、為替の動向などをうまく利用して運用しているヘッジファンド会社たちです。
これらのヘッジファンドの視点は、このようなもの。
・中国の景気はどうもまだまだ悪い。
・2015年は米ドルが他通貨に対し、最も上昇している。
・中国人民元相場は、基本的に米ドルと連動しているので、人民元相場は、中国の景気が悪いにも関わらず上昇。
・中国の輸出が大打撃を受けて減少しているので、いずれは人民元レートを切り下げなくてはならない時期が来るだろう。

こうなると中国以外でもっとも影響をうけるのは日本に違いない!

こういった連想で、日本の株式相場は割高になっている。また日経平均株価は、ここ数年ドル/円相場との連動性が高い。
簡単にいえば、
ドル買い・円売りが進めば、日経平均株価が上昇しやすく、
ドル売り・円買いが進めば、日経平均株価が下落しやすい。
反対に、
日経平均株価が上昇すれば、ドル買い・円売りが進みやすく、
日経平均株価が下落すれば、ドル売り・円買いが進みやすい。
日本市場に限ってみれば、こうしたロジックが基本にあって、年初から一貫したドル売り・円買い攻撃と、日本株式売り攻撃の両方で狙われたようです。