ここから本文です
投稿一覧に戻る

2160 ‐(株)ジーエヌアイグループの掲示板

>>9443

YAKUさん こんばんわ
第6回の、この先生、話がうまいのと、物語性、論理性があり非常に分かりやすく、思わず引き込まれるような良い講義でしたね。『私たちには臨床試験に参加する義務があります』と言ってアレっと思わせて、『世代としての義務であるが一人ひとりの義務ではない』『研究者は自発的な献身をしてくれる人にお願いしなくてはならない(インフォームドコンセント)』・・と話を展開していき聴衆を引き込む・・・うまいですね。

プラセポに割り当てられ症状が改善しない(悪化する)リスク、副作用のリスク、肝生検で体内にメスを入れる苦痛等を承知で治験に参加してもらっている治験者の尊い志によって治験が成り立っていることがよく理解できました。

351の2相では対照群はプラセポ+エンテカビルです。F351には線維化は抑制するが、抗ウイルス作用がないので、対照群をプラセポだけにすると、プラセポを割り当てられた患者は、B型肝炎をみすみす悪化させる可能性があるので人道的配慮と既存治療方法との比較の意味でのデザインとしたと理解しています。