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2160 ‐(株)ジーエヌアイグループの掲示板

悪性黒色腫の治療  Cullgen 対 小野薬品 ?

昨日Cullgenから悪性黒色腫などの治療薬について「BRAF-V600Eの選択的小分子分解剤の発見」のお知らせがありました。

悪性黒色腫の治療薬は、日本ではすでに小野薬品がBRAFとMEKの阻害剤(ビラフトビとメクトビ)を発売しています。
治療のために二つの異常なたんぱく質を阻害しており、
Cullgenはまだこれから?と思われます。

しかし、Cullgenからのお知らせはなかったのですが、J Jian氏は2019年11月に「クラス初のマイトジェン活性化プロテインキナーゼキナーゼ1/2分解酵素の発見」
https://pubs.acs.org/doi/full/10.1021/acs.jmedchem.9b01528
を発表しています。
これは下の図の悪性黒色腫の発生にかかわるたんぱく質MEKを分解するものです。

つまりCullgenは、すでにBRAFとMEKを標的としてたんぱく質分解誘導薬を開発中ということです。
あらためてCullgenの研究開発能力の高さがうかがえます。

2160 ‐(株)ジーエヌアイグループ 悪性黒色腫の治療  Cullgen 対 小野薬品 ?  昨日Cullgenから悪性黒色腫などの治療薬について「BRAF-V600Eの選択的小分子分解剤の発見」のお知らせがありました。  悪性黒色腫の治療薬は、日本ではすでに小野薬品がBRAFとMEKの阻害剤(ビラフトビとメクトビ)を発売しています。 治療のために二つの異常なたんぱく質を阻害しており、 Cullgenはまだこれから?と思われます。  しかし、Cullgenからのお知らせはなかったのですが、J Jian氏は2019年11月に「クラス初のマイトジェン活性化プロテインキナーゼキナーゼ1/2分解酵素の発見」 https://pubs.acs.org/doi/full/10.1021/acs.jmedchem.9b01528 を発表しています。 これは下の図の悪性黒色腫の発生にかかわるたんぱく質MEKを分解するものです。  つまりCullgenは、すでにBRAFとMEKを標的としてたんぱく質分解誘導薬を開発中ということです。 あらためてCullgenの研究開発能力の高さがうかがえます。