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米国株を楽しむ!の掲示板

2022-01-27 08:04
見通し
日本株は米株安が重石もFOMC消化や決算期待、ドル高が下支え=NYダウ129ドル高

27日の日本株は続落後の持ち直しが焦点になっている。26日の米国株市場でNYダウは、前日比129ドル安で終了した。

米国市場では25-26日にFRBがFOMCを開催したが、会合後のパウエル議長の会見を含めて、3月の利上げ開始が示唆された。さらに量的緩和の債券買い入れを3月に終了させ、その後保有資産の大幅な圧縮に着手する計画を表明した。高止まりするインフレ率を定着させないため、金融政策を変更する際には偏見のない姿勢で臨むと表明している。
インフレ退治と金融緩和見直しへの前向き姿勢が想起され、米国株は下げ幅を拡大させる場面があった。

個別の決算発表では、ボーイングの内容が失望になった。一方で前日に決算発表したマイクロソフトは前向きな評価となり、上昇となっている。26日の取引終了後を含め、今後に決算発表が予定されるテスラ、アルファベット、エヌビディアなどは決算期待で上昇となった。

日本株はFRBの金融緩和見直し前進姿勢や、米国の株安などが重石となる。ウクライナ情勢の緊張持続や、こうした要因による原油など資源相場の上昇も各種コストの上昇が懸念されやすい。
その反面、FOMCという不安材料の消化自体は、日本株の下支え要因となる。27日以降の日米企業の決算発表への期待感や、FOMCでの利上げ観測観測などによる為替相場でのドル高も、日本株の下値拾いに作用する可能性がある。