「株」をめぐる雑記録 by yaetsu farmの掲示板
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>>37
メモ代わり
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/15524
「高い金を払って買った本が、読み始めたら期待はずれだった場合、『高い金を払ったのに読まなければもったいない』と考えて読み進める人が多いのですが、それはやめましょう。」
そのうち評価が変わってくることもあるけどな。
まあ、この記事を最後まで読んで、少なくともこの著者の文章にはそのアドヴァイスがあてはまることがわかりました。 -
>>37
柴山氏の著作を読み終えました。
2019/1/27 0:50 に別スレに投稿したコメントをはじめとして、柴山氏への著作には大きな誤解をしてしまっていたようです。(訂正するとともにお詫びしたいと思います。)
「今の社会を生きていくうえで、お金は人生と切っても切り離せない存在です。私たち一人ひとりがお金と向き合い、自由を得て、願いをかなえていくことで、社会はきっとよくなると考えています。『働く世代に豊かさを』というウェルスナビの理念は、私たち一人ひとりの経済的な充実だけでなく、その先の、より自由で、より多様で、より豊かな社会の実現をも見つめています。」(209頁)
1/27 に私は「社会改革を実現するために書かれた書ではなく、あくまで個人レベルの経済的防衛策を論じたものに過ぎないからです、・・・」などと書いておりますが、全くの的外れの批判でした。
yae***** 2019年3月3日 18:14
2019/3/1(金)
◎A 株(対 購入額 比)
+ 0.05%(昨日より ▼0.40)
◎さわかみ投信
24,177(+111)
◎B 投資信託
10,744(+77)
*日経平均株価はかなり上昇したにもかかわらず、A 株はついにほぼ買い値に戻ってしまいました。
さて、別スレでこれまでいろいろと批判してきた
柴山和久『これからの投資の思考法』
ダイヤモンド社、2018年
ですが、読み進めるにつれだんだんと評価が変わってきました。
A I による自動最適化サービスについての記述で、その倫理的な課題について述べられています。(173頁 以下)
3点挙げられていますが、2番目に「A I の仕組みについての透明性をどう担保するか」という問題が取り上げられており、「信頼に値するかを判断するには、A I を含め、サービスの仕組み全体がガラス張りになっている必要」があると述べられています。
その分野の専門知識に乏しい利用者がその仕組みを完全に理解することはほぼ不可能であるとしても、公開された情報を手がかりに
専門家が分析
→結果をインターネットで公表
そうすることで、そこから形成される集合知を頼りに素人でも自分自身が納得しうる判断ができるとしています。
A I による投資手法を公開するかしないかは、ここではひとまず措くとして、利用するデータに誤りがあったら、あるいはデータに誤りがあることを知っていながら、さらには意図的に情報を操作して不正確な数値が積み上がったデータを用いて投資がなされているとしたら。
それは不誠実な投資信託と言わざるをえません。