ここから本文です
ダー様のテ-タイム
投稿一覧に戻る

ダー様のテ-タイムの掲示板

みんなが「このへんくらいまでだろう」と思う日経の水準
なにが真実かはあまり重要ではありません。
運用で重要なのは、みんながどう思っているか、です。
たとえば、現在の日経平均がどこまで下がるかという点で言えば、よく言われているのはPBRが1倍を割れるのが、日経平均の2万円水準です。
したがって、これを割ることは無いだろうし、割っても一時的だろう、というのが、ごくごく一般的にある見方です。
市場が素直な場合には最大公約数の市場参加者がそう思う水準というのは、とても有効ですが、逆に(ここがむしろ重要です)、そのコンセンサスが破られた場合には、とんでもない下げになってしまうということです。総投げになるからです。
ここは注意いたしましょう。
8月の相場というのは、そもそも弱いというのが一般的なコンセンサスです。当レポートでもこの理由については、述べてきました。
ところが、逆に8月このコンセンサスが覆されたときには、(これを市場では「バスカヴィル家の犬」と呼びます)とんでもない上昇になってしまいます。
この夏、さて、皆が思うコンセンサスは、コンセンサス通りに素直に弱いのか。それともコンセンサスを覆す、とんでもない上昇に戻っていくか。
わたしは、近年の傾向としては、下ブレ(シェイクアウト)としての効果が今回の急落にあったとするなら、夏場から秋にかけて、相場がもしかしたらかなりの上昇になってくるのではないか、と期待しています。

戦略方針
日経ダブルインバースETF<1357>の買い持ち持続です。6週線、3週前の終値の二つを抜かない限り、日経レバレッジETF<1570>に入れ替えることはできません。