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ダー様のテ-タイム
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中国は、先週からトランプ大統領による関税引き上げ第四弾という攻撃にさらされ、一方内部では香港騒動が、騒乱に発展しつつあり、内憂外患に陥っています。
とくに香港では、公務員ですらデモに参加するという状況に陥っており、習近平政権の重大な政策変更が、あらゆる面で問われている状況です。
折しも、秘密会議ですが現政権首脳部と、元老たちとが一堂に会する北戴河会議が3日から行われているようですから、アメリカも香港も、これにタイミングを合わせて、中国に対する揺さぶりをかけたというのが本当のところかもしれません。
うまく作用すれば、北戴河会議は元老たちによる現政権への批判・避難による突き上げがなされるでしょうから、習近平政権も政策方針を大きく転換を余儀なくされるかもしれません。
中国としては、一番怖いのは人民元安に反映されるような、資本の流出です。
もし、この人民元安が下げ要因の大部分だったとするなら、この下げ相場は自ずと戻すはずです。
また、資本流出であれば、そのマネーの行き先は、筆頭が米国以外考えられないでしょう。米国10年国債利回りが先週末からやけに低下の度合を強めているわけです。

底入れのポイントは二つ
いろいろな底入れのシグナルを考えておくべきなのでしょうが、一番簡単なのは二つです。

(年初来安値更新銘柄数)
一つは、年初来安値更新銘柄数が、最大値をつけて減少に転じるかどうかです。
先週末2日の相場では、東証一部では271銘柄でした。本日は516銘柄です。
これがピークアウトして減少してくると底入れです。200銘柄を割ってくるようだと確実でしょう。この年初来安値銘柄数の変化は、ほぼドンピシャないしは一日くらいの差でかなり正確です。
今日がピークになる可能性が高いのではないかと、個人的には思っています。

(出来高)
もう一つは出来高です。
出来高先行の原則を思い出しましょう。東京市場の出来高が、最大値をつけて減少し始めたら、指数の下落はまだその後も数日は続くかもしれませんが、早晩反転してくると見てよいでしょう。
つまり、売り圧力が減退し始めたということです。本日は若干ですが、先週末の出来高を下回っていますから、明日さらに減少すれば、売り手が一気に後退したということになってきます。