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oniyome 株式日記 (最新)の掲示板

>>33512

こんばんは。

御質問に対する返答が遅れて申し訳ありません。

まず最初に、ドイツの公衆トイレは概ね有料です。

そして、トイレの入り口には管理人というか掃除人がいますので、用を足した後、1ユーロ程度のチップを彼らに渡します。

その管理人が目を光らせていますので、健常者が、車イス用の大きなトイレに入ろうとしようものならば、おそらく注意されると思います(試したことはありませんが)。

そもそも、フランクフルトでは日本で見かけるほどには車イス用の大きなトイレを見かけません。

というか、そもそも公衆トイレが少ないのです。

上の方で「概ね有料」と書いたのは理由があります。

実は、タダの公衆トイレもあるにはあります。

しかし、公衆トイレは酔っ払いや若者たちのVandalismのターゲットになりがちなこと、そして日頃のメンテナンスが「全く」なされていないことから、ほぼ100パーセントの確率で破壊されており50パーセントくらいの確率でトイレ内は立ち入り禁止になっており、入ることが可能な残り半分の公衆トイレもおそろしく汚く悪臭がひどいのです。

平均的日本人ならば、その使用を躊躇うレベルの汚さと悪臭です(はっきり言って、小さい方なら外でした方がはるかにマシ)。

ちなみに、昼間に公衆の面前で座りションをしている30代くらいの女性をドイツで2度見たことがあります(別人でした)。

トイレに入るためのお金がなかったか、土地に不案内ゆえトイレを発見出来なかったか、はたまた何らかの精神的な問題を抱えていたか、のいずれかと推測しています。

と、彼の地のトイレ事情をつらつらと書き連ねたわけですが、公衆トイレなどの社会インフラのメンテナンスを継続的に行うという、日本ではごく普通に行われている行為がドイツではいかに行われていないかがよく分かります。

そういえば、先日読んだ新聞に「介護の仕事を志すドイツ原住民のうち9割は脱落し、1割のみが介護に従事する。ドイツでの介護の担い手は東欧諸国出身者がほぼ全て」という記事がありました。

これは、汚れ仕事を「したくない」ではなく「出来ない」という事だと思います。

日本では今のところは「汚れ仕事」の需要をほぼ日本人労働者だけで満たせていますが、早晩そうでなくなる可能性が高いと考えます。

  • >>33515

    おはようございます。
    いつもお世話になっております。
    再度、横レス失礼致します。

    >ドイツの公衆トイレは概ね有料です。
    >そもそも公衆トイレが少ないのです。
    >公衆トイレは酔っ払いや若者たちのVandalismのターゲットになりがち

    吃驚仰天しました。

    私は、新入社員の研修の際、トイレ掃除の研修を受けた事があります。
    私の会社の社長が、イエローハットの創業者である鍵山さんに会う機会が
    ありまして、その鍵山さんの企業理念に感銘を受け、自らもトイレ掃除を
    実践した事から始めたと言っていました。私も、当該研修を受けて以来、
    自宅のトイレは勿論の事、公衆トイレもキレイに使うように心掛け、また、
    汚れがあれば出来得る限り拭く位の事もしています。

    失礼致しました。

  • >>33515

    おはようございます。

    変な質問に丁寧な対応に大変恐縮しております。
    ありがとうございます。

    有料トイレに管理人ですか。なるほど。
    確かに綺麗なトイレを維持するにはお金がかかるので、使用料を取れば税負担が減りますね。

    そもそも日本人が潔癖なのか、税金を使った雇用創出なのか、右肩上がり経済のままの感覚なのか。。。


    またくだらない質問になってしまいますが、ドイツ人が汚いとか辛い仕事が出来ないというのはドイツ人の気質がそうさせるのでしょうか?