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龍神の棲家...。oо○**○оo。...の掲示板

>>20601

毎度、特攻は殆ど喜んで志願して行ったという思考に凝り固まって異論を許さないチャンネル桜の水島社長が特攻隊はニッコリ笑って逝ったんだ・・・的なことを言ってたのでコメント。

特攻隊に志願した志は尊いけど、作戦自体は無謀かつ外道。情報や思想が統制され特攻を拒否するほうが累が家族にまで及ぶ懸念で恐ろしくて出来ない特殊環境下。証言は無数にあるし私も直接聞いているので、内心は反対だった人の方が多いんじゃないかな。軍刀で斬り殺されそうになりながらも特攻に反対し部下を守った岡嶋清熊少佐などは旧部下から神の如く尊敬されている。他思いつくまま有名どころだけ挙げても、特攻1号の関行男、神雷・桜花特攻の野中五郎、小福田租、志賀淑雄、大空のサムライ坂井三郎、岩本徹三、杉野計雄、岡部健二、横山保(零戦搭乗員会代表)岩下邦雄(零戦の会代表)、藤田怡与蔵(零戦搭乗員会代表)、黒澤丈夫(伝説の撃墜王赤松貞明の上官)、鈴木實、美濃部正、原田要、角田和男など、大方特攻に反対・批判的だったり士気は急速に下がったと証言している。他の方も自分は命令なら行くとしつつも、特攻隊員が陰で泣いているとか荒れているという証言を敢えて残している方は多い。特攻の覚悟を決めたと言っても諦念といった感じの方も多い。近年も弾圧されながら特攻から何度も生還した方の『不死身の特攻兵』が漫画化され人気、映画『特攻を命じた兵士の遺言』も桜花特攻の歴史の生き証人の興味深い真実。田英夫は意志の有無を問われることもなく特攻配属。特攻拒否した者から真っ先に特攻に出される(噂)から、志願せざるを得ないと言う証言もよく有る。特攻にイケイケだった連中の多くは自分では行かず生き残って、行きたくない者が逝って喜んで行ったことにされているのは不条理。

  • >>20603

    つづき

    特攻にイケイケだった指導層が責任逃れのために特攻を皆志願で喜んで行ったとして美化しているという批判は、元特攻隊員から多く挙がっている。玉井浅一・猪口力平・中島正、など悪名高い。黒島亀人・富永恭次、猿渡篤孝、大西瀧治郎、源田實、大田正一あたりも酷いの一言に尽きる。他にも一般には無名の黒幕の高官は責任も取らず、たくさん居るのだけど。白菊・赤とんぼ(練習機特攻)・桜花・震洋・伏龍特攻など誰が考えても欠陥兵器で、訓練だけでも大量の事故死が容易に予想でき、成功の見込みは殆ど無かった。上層部は特攻隊員を神に祭り上げ、生きて帰って来た特攻隊員には過酷な仕打ちが待っていた。本土決戦となれば全軍特攻、軍は少年にも爆弾を抱えて敵戦車に突っ込ませることになっていた。志の尊さと、作戦の是非とは冷静に頭の中で分けて整理する必要がある。特攻を賛美したいがあまり、特攻で戦艦を轟沈しただとか虚偽の戦果を書く人も田形氏だけでなく複数見掛けた。事実なら具体的艦名を挙げたら良いのにいずれも挙げていないのが特徴。田形氏の著書では台湾沖航空戦は日本が勝ったかのように読み取れるが、実際は米軍は1隻も沈まず損害も数十機、対して日本側は空襲被害も含めると600数十機を失った大敗。 特攻精神を受け継ぐなら、必ず死ぬ訳でも無いのに社会の為に何故皆が打ってるコロナワクチン如きを恐れて打てないんだ?と思うけど。 終