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「八日目の蝉 エンジェルホーム」

「太陽公園」の西洋のお城の中に、障がい者施設があると書いたが、なぜかその時、映画「八日目の蝉」に出て来る エンジェルホームが浮かんだ。これは実在の事件を少し参考にしたフィクションだが、久しぶりにDVDでその映画を見た。「日野OL不倫放火殺人事件」の北村有紀恵が起こした事件。今、北村は無期懲役で刑務所に収監されている。30年ほどしたら出所できるらしいので、あと10年もしないうちに出て来るのでは。

 実際は愛人の家に放火し、子ども2人を焼死させた罪だが、テレビドラマや映画では、放火すると共に愛人の女の子を誘拐して3歳まで育てるというストーリー。乳飲み子を抱え行き場の無い希和子(永作博美 ながさくひろみ)は薫(子役)を連れて、偶然に知ったエンジェルホームに入ることが出来た。荷物や現金などは没収されるが、就労の見返りに住居や生活の面倒を見てもらえる。

 初めて子育てをする希和子は幸せを感じるが、いつ見つかるかと怯えた日々を過ごしていた。薫が3歳に育った頃、エンジェルホームを見学したいという人が来ると知った希和子は、なぜか不安になりホームを逃げ出す。その時、察したホームの同僚が、お金と実家の住所を書いた紙を渡してくれ、小豆島に行く。

 同僚の実家のそうめん作りを手伝いながら生活をしていた。すっか油断した希和子は、薫を連れて地元の夏祭りに参加した。その親子の様子が地元の新聞に大きく載ったのを知り、最後に島の写真屋で薫と記念写真を撮った後、逃げる途中で希和子は逮捕され、それっきり薫とは離れ離れになった。

 短大生になった薫は、幼い頃のポツポツとした記憶を頼りに、希和子との生活をたどって行く。

※薫の記憶はすごい。私は父が3歳の時に亡くなっているが何も覚えていない。東京の漫談家、玉川スミさんが「徹子の部屋」で、父親が何人も変わったからと言うので、ものすごく父親との関りを、よく覚えていて、徹子さんが「3才の頃の事を、あなたよく覚えてますね」と言うと「私はしっかり覚えていますよ」と答えていた。スミさんは8年前に92歳で亡くなっているが、ホントに元気な人だった。