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4563-アンジェス記事ストック
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4563-アンジェス記事ストックの掲示板

>>2265

これなら、提携先はきまってそうですね!!

本日のIRその③

本臨床試験に参加した患者は、オピオイドによる自己治療は一切認められていませんが、突発的な痛みに
対して非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やアセトアミノフェンの経口投与が可能です。 被験者は観察期の
来院前に、これらの「レスキュー・メディケーション」を中止することが求められ、各訪問時に薬物使用日記から
「レスキュー・メディケーション」の使用の頻度を検討しました。 プラセボ対照群の患者は、投与後 12 ヵ月間の
観察期間中、平均 16 日レスキュー薬を使用し、最大で 98 日使用した被験者もいました。 一方、AMG0103
10mg 投与群では、試験期間中に 1 回もレスキュー薬を服用した被験者はいませんでした。 NSAIDs やその
他の医薬品による追加介入が回避されたことは、この後期第1相臨床試験で示された臨床的有用性をさらに
強調するものです。
AMG0103 について
AMG0103は、NF-κB転写因子に結合して炎症性サイトカイン(細胞から分泌される生理活性物質)の放出を
抑制する合成 NF-κB オリゴヌクレオチドデコイであり、過剰な炎症反応や免疫反応に起因する様々な疾患の
治療に有効な薬剤として期待されています。現在、米国 FDA が慢性椎間板性腰痛症に対する薬物療法とし
て承認しているのは、消炎鎮痛剤による対症療法のみです。AMG0103 は、推定される原因物質を阻害する
ことで効果を発揮する点で、既存の鎮痛剤とは異なります。基礎科学的研究の結果、AMG0103 の局所注射
は、既存の治療薬では改善できない椎間板変性症などの病気の進行を抑える効果があることが示唆されて
います。当社は、この画期的な慢性椎間板性腰痛症治療薬を開発する努力を続けてまいります。
なお、今年度の通期連結業績に与える影響は現在精査中です。