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投資家はなぜ日本で尊敬されないのか?の掲示板

投資家も、一つの投資という仕事だと思うわけです。
カネを右から左に動かしているだけで何も生産していない。という批判が
あるように思える。確かにデイトレーダーは意味がないかもしれない。
しかし長期投資は、その会社の株主としてリスクを負担している事に意味
がある。その会社が倒産したらそのリスクを背負うのは経営者でもない、
株主なのだ。お金を最終的に損するリスクを抱えている。
それは会社の所有者としての株主としての存在意義で、もっとも意味のあることだ。
株を何気なく買っている人達は、会社の小口所有者なのだ。
投資家を尊敬しないのはなぜか。そういう基本をちゃんと認識しておらず
ただ儲けた損したしか考えていないからではないか。
投資家は社会にとって重要な意味がある。日本人の中からそういう事で
存在意義を見出してく人が多数出現することは、社会を変えていくインパクト
すらあるかもしれない。村上ファンドが出てきてバッシングのように
報じられて、社会は投資家に対して冷たかった。あれからだいぶたって
日本は変わったのか。変わったとは思えない。いまだに、村上氏は
カネ儲けしか眼中にない変人と思われている。
投資家を差別してバッシングする社会はオカシイ。もっと認められる事が
日本にとって必要で、そうしたコンセンサスができた後にまともな日本
社会が生まれているような気がする。成長率が低くなった成熟した
日本社会において、投資という事が、重要になって来たと思う。
誰しもが資産拡大に成功できるものではない。特に日本株にいたっては、
資産拡大に成功できているものはごく一部である。
しかしそれでも、投資家というものがこれから重要になってくると思う。
その人達をバッシングしていくという事も社会にとって損失である。
 情報を入手したりデータから考えたりと実際、考える事も多いし、
投資家は楽ではない。楽して資産拡大もできない。なのに、そういう苦労している
人をバッシングして働いていないからといって差別的に見る社会は
オカシイでしょうに。あいつだけ濡れ手で泡で儲けやがってという
事から、スパイト行動として、そういう投資家など認めないという行動に出る
としたら、どんだけ日本人は、意地の悪い人間たちなのでしょうかって話です。