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〔東京外為〕ドル、114円台半ば=株上げ幅拡大で持ち直す(20日午後3時)
1/20(木) 15:30配信
時事通信

 20日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日経平均株価の上げ幅拡大を背景に1ドル=114円台半ばに持ち直している。午後3時現在、114円47~51銭と前日(午後5時、114円42~46銭)比05銭の小幅ドル高・円安。
 ドル円は早朝、114円30銭台で取引された。午前9時以降、実需筋の売りや時間外取引での米長期金利の低下などに圧迫され、仲値前後は114円近辺に下落。ただ、同水準では押し目買いも入り、正午前後には再び114円30銭台に戻した。午後は、日経平均が上げ幅を拡大させたことからリスク回避で買っていた円を手放す動きが優勢となり、ドル円は114円40銭台まで上昇した。
 市場関係者は「中国の利下げでアジア株が堅調となり、これになびく形で日経平均が上昇基調となったことがドル円を支援した」(為替ブローカー)との見方を示した。また、午前中に低下した米長期金利が「午後に入って下げ渋ったこともドル円の買い材料になったようだ」(大手邦銀)とされる。
 日経平均は堅調となったものの、米長期金利が再び上昇基調を強めれば「内外株価が改めて不安定化する恐れがあり、ドル円も安心して上値を追う状況ではない」(先の為替ブローカー)との声も聞かれた。
 ユーロも午後は対円で堅調。対ドルは横ばい圏。午後3時現在、1ユーロ=129円91~92銭(前日午後5時、129円65~66銭)、対ドルでは1.1349~1349ドル(同1.1331~1331ドル)。