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「1トレード平均+5pips目標」(改)

こうやって書くと「めちゃめちゃ目標低いやん、全然儲けてないやん」というご指摘を受けることがあります。大事なのは「勝ちトレードの平均」ではなく「1トレードの平均」だということ。

「+5pips」とはつまり、マイナスではないので、期待値が「1以上」であるという意味です。期待値が1以上とはつまり「右上がり線」のグラフを刻むということです。

例えば。
1回目のトレードで+30pips、2回目のトレードで損切20pips。この2回は「1トレード平均+5pips」ちょうどです。仮に1日6トレードし、+30pipsで3回利確、3回20pipsで損切したら。「1トレード+5pips平均」をクリアし、1日の獲得は+30pipsです。「2日に1回プラマイゼロの日がある」と仮定すると「1日平均+15pips」の獲得です。

「+15pipsでも少ないよぉ〜」と思った方。この平均値を刻むことがいかに困難であるか、まだ分かってらっしゃらない。

私はレバ10倍を基本としているので、+5pipsの利益とは「証拠金の0.5%の利益」とほぼ同じです。1日に6回トレードすれば「証拠金の1.5%」。仮に10万円から始めると、1,500円です。

「やっぱり、1,500円は少ないよぉ〜。100万円とか1,000万円とか儲けたいよぉ〜」と思った方。まだ、分かってらしゃらない。

1ヶ月目。1,500円を20営業日達成したら、月間利益30,000円です。これは月利30%。トイチの闇金並みですよ。え? それでもまだ、分かってらっしゃらない?

もし仮に、このペースで複利運用を12ヶ月続けたら何倍になるでしょう。

答えは23倍です。
10万円で始めたら230万円。2年が経った時には5,290万円。これが、どれだけ困難であるか、さすがに分かるでしょう。

1日内のトレードは1勝1敗、日単位でも1勝1敗。このペースであっても10万円が2年後には5,290万円になる。それが「1トレード平均+5pips」の意味です。

実際には、ここまでの高い目標は掲げていません。微益撤退、同値撤退、伸びきれずに時間切れ利確などもありますので。これらのトレードはノーカウントにしていますが、全部足すと「1トレード平均+1pips」ぐらいだったりして。

でもいいんです。プラスになっていれば、必ずグラフは右肩上がりになります。FXって、大きな金額を勝ったり、逆に大きく負けることが目標ではないですからね。

地道にコツコツと。

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※コメント22の本文中、計算の一部を間違えていたので修正します。
22のコメントはそのまま残しています。