ここから本文です
投稿一覧に戻る

独断偏見投資日誌の掲示板

国債先物は小幅続伸で引け、長期金利は-0.035%に低下
2019/04/23 15:12

国債先物中心限月6月限は前営業日比1銭高の152円56銭と小幅続伸で取引を終えた。
朝方は米債安の流れを引き継ぎ売りが先行したが、日中は材料難で方向感に乏しい展開となった。
翌24日に日銀による国債買い入れオペを控えており、買入予定額を見極めたいとの姿勢も強かった。
10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5bp低いマイナス0.035%に低下した。

国債先物は売り一巡後は買い戻しが入りプラス圏に浮上したが、上値は重く、後場にかけては動意薄の展開となった。
きょう実施された2年債入札結果については、無難と受け止められた。
円債相場への影響は限定的だった。

また日銀の前田栄治理事が参議院内閣委員会で、金融政策運営に関して、目標の2%に向かって行く物価のモメンタム(勢い)が損なわれれば、「適時適切に追加緩和を検討していく」と語った。
市場に目立った反応はみられなかった。

現物市場は新発20年債利回りが前日比1bp低い0.380%に低下。
新発30年債利回りは同1bp低い0.570%に低下した。