ここから本文です
投稿一覧に戻る

ユロ板討論会の掲示板

本日のロンドン為替市場のポンドドルは、英国と欧州連合(EU)との通商交渉の行方や英中銀金融政策委員会(MPC)の金融政策に注目する展開となる。
 英国と欧州連合(EU)との通商協議は、来週からはクリスマス休暇となることで、明日18日が暫定期限とされている。ポンドドルは、合意への期待感から1.35ドル台まで上昇しているもののジョンソン英首相発言「EUとの交渉は合意なしの可能性が最も高い」などから予断を許さない状況が続いており、本日も関連ヘッドラインに要警戒となる。
 英中銀金融政策委員会(MPC)では金融政策の現状維持が予想されており、11月の英国のインフレ率鈍化を受けて、議事要旨でのマイナス金利への言及などに要注目となる。
 ユーロドルは、11月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値を見極めつつ、1.22ドル台へ上昇したことに対する欧州中央銀行(ECB)高官からの牽制発言に要警戒となる。

想定レンジ上限
・ユーロドルの上値目処(めど)は、2018年4月20日の高値の1.2353ドル、ユーロ円は12月10日の高値の126.74円。ポンドドルは12月16日の高値の1.3554ドル、ポンド円は12月9日の高値の140.33円。

想定レンジ下限
・ユーロドルの下値目処(めど)は、一目・転換線の1.2136ドル、ユーロ円は12月11日の安値の125.79円。ポンドドルは一目・転換線の1.3345ドル、ポンド円は一目・転換線の138.57円。