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スパークス・グループ(株)【8739】の掲示板 2016/12/10〜2017/10/17

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tora3 買いたい 2017年5月3日 16:52

スパークスの株主にとってのカタリストとは何か。

スパークスの中期目標は「運用残高10兆円」であり、早期に運用残高2兆円、営業利益80億円を目指すとしている。
阿部社長は昨年の株主総会でスパークス復活の暁には一株配当を10円までに引き上げたいと決意を表明した。

そのために一年で2000億円の純流入を目指すとしていたが、運用残高は停滞し増配も見送られた。

良質なファンドの供給力に対して販売力が脆弱であることは明らかだ。

例えば法改正によって今年からiDeCoの門戸が広がる中、どの金融機関にもiDeCo用の商品を提供できていない。

ひふみ投信やセゾン投信等の独立系資産運用会社が攻勢をかける中、スパークスの個人向けの販売が強化されなければアーリーアダプターが奪われてしまい、結果マス層への普及も大きく後手に回ってしまうのではないか。

その点でアジア株ファンドの販売には大いに期待したい。

あるいは元来機関投資家への販売を得意とするのであるから、欧米や中東の巨額マネーを引き込むグローバルな販売力に期待したい。

株主としては、

・大手証券会社を販売パートナーとしたアジア株ファンドの販売強化
・SBI証券や楽天証券等のネット証券を通じたiDeCo用ファンドの供給
・海外年金基金等の新規大口投資家の獲得
・再エネ事業や未来創生ファンドでの新規大手パートナーの獲得

などのカタリストがほしい。

2015年の株価急騰のきっかけの一つは未来創生ファンドでトヨタと共同出資するという報道であった。

投資家が運用残高2兆円、一株配当10円とさらにその先まで期待できるようになるには、着実に運用残高を増やすとともに、同時に大きなインパクトのある材料が待たれる。