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サムスンがスマホにビットコイン機能を搭載


韓国のサムスン電子は、同社のブロックチェーン対応スマートフォンにビットコイン(BTC)機能を組み込んだ。

サムスンの主力機種「ギャララクシーS10(Galaxy S10)」シリーズは、仮想通貨の保管、およびイーサリアム(ETH)やERC-20トークンのトランザクションを可能とする 「ブロックチェーン・キーストア(Blockchain Keystore)」を搭載して、2019年3月にローンチされた。しかし、ローンチ時、世界最大の時価総額を有する仮想通貨、ビットコインには対応していなかった。

それから数カ月たった今、サムスンは、「Note10」、「Note10+」、およびいくつかのS10モデル(S10e、S10、S10+、S10 5G)向けのソフトウェア開発キット(SDK)にビットコイン機能を組み込んだ。

SDKは、アンドロイド端末がブロックチェーンアドレスをブロックチェーン・キーストアにリンクし、仮想通貨トランザクションに署名し、キーストアのステータスを確認することを可能とする。

ビットコイン機能は今のところ、カナダ、ドイツ、韓国、スペイン、スイス、アメリカ、そしてイギリスのみで利用可能。

SDKにはさらに、韓国のチャットアプリ大手カカオ(Kakao)が最近ローンチしたブロックチェーン「クレイトン(Klaytn)」のネイティブトークン「クレイ(Klay)」のサポートも追加された。カカオ傘下のブロックチェーン開発企業グラウンドX(GroundX)は2019年8月12日(現地時間)、今後リリース予定のクレイ用ウォレット「クリップ(Klip)」のティーザーページを公開し、同社の初期パートナーとなる分散型アプリケーション(Dapp)もいくつか発表した。

サムスン自身も現在キーストアに17のDappを掲載しており、イーサリアムをベースとした独自のブロックチェーンの開発も行っている。最終的には、独自のトークンをリリースする可能性もある、と同社は示唆している。