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マネックスグループ(株)【8698】の掲示板 2018/04/08

「CCの170万口座に埋もれる資産」が、マネックスでの株取引、FX取り引きにも流れる。CCのコインで決済する道が開けたら、「マネックスの預かり資産の増加」は凄まじい。「株」、「FX」、「ビットコイン」....が、マネックスとCCの間を闊歩する。
国の政策に沿った完全子会社化。 国民全員参加型の大相場に。

  • >>1462

    コインチェックの適正価格はどうやって判断?
    しかし、これを割安と断定的な判断をするのは早計に感じます。とんでもなく安い買い物かも知れないし、または高い買い物かもしれない。そう思っています。
    というのも、バリュエーションは算定するには、変数が多すぎるし、前年より明らかに内部体制厳しくなって管理コストが桁が変わるくらい増えるのも明白だからです。
    CCの買収金額の妥当性検討にあたっての変数はこんなところでしょうか。
    1 .金融庁からどんな管理体制や報告義務が要求されてるか
    2.信用減による顧客離反
    3.従業員離反
    4.訴訟リスク(売買停止を機会損失として複数の提訴を受けている)
    5.いくつかの取り扱いコインがこれから中止になること。
    6.これまでのインフラの潜在的脆弱性の有無
    7.交換業登録は本当に二ヶ月後にできるのか
    8.暗号通貨市場自体の伸びが踊り場になる可能性、かつ競争激化で、昨年より収益力は落ちるだろうこと
    なにど簡単挙げるだけでも、不確実性は多々あります。1や5、7などに関しては、当事者と金融庁間では合意されている変数かもしれませんが、それ以外は当事者たちにも分からない変数です。
    マネックスのリリースによると、下記の条件付対価に関する合意があるようですが、それは結局のところバリュー算出が難しすぎることからだと思います。
    上記(36億円)に加えて、コインチェックの現所有者との間で条件付対価に関する合意がなされています。
    今後3事業年度の当期純利益の合計額の二分の一を上限とし、一定の事業上のリスクを控除して算出される金額が追加で発生する可能性があります
    なので、実際の買収価格は36億円より高いですし、そもそもその数字の裏には見えないコストも大きすぎるのです。
    なお、コインチェック同様に、昨年に多額の利益を出した取引所として米国ではCoinbase、国内ではビットフライヤーがありますが、共に、次期は競争激化や投資により、減益見込みとコメントをしています。
    コインチェックも昨年のような利益には当然ならないでしょう。なので、ネット上で散見するように、確実に安い買い物だ、のような感想はコメントできないのが筆者の個人的な意見です。
    いずれにしても、コインチェックの創業経営者であった和田さんと大塚さんは、まだ大変な日々が続くでしょうが、ひとまずお疲れ様でした。と言いたい気持ちです。