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キヤノン(株)【7751】の掲示板 2024/03/21〜2024/04/24

>>714

私の投稿にエビデンスを加えておこう

--------------------(2024.04.12日経XTechより引用)--------------------

5nm世代や3nm世代といった最先端の工場で使われているのはEUV露光装置やArF液浸露光装置ばかりではない。半導体の前工程(ウエハー工程)には数十もの露光工程が必要で、プロセスコストが高いEUV露光やArF液浸露光を使うのはクリティカルレイヤーと呼ばれる加工寸法が最小またはそれに近い層に限られる。キヤノン光学機器事業本部副事業本部長の岩本和徳氏(半導体機器事業部長)は「例えば50層を露光する最先端半導体では、EUV露光を使うのは2~3層、ArF液浸露光を使うのは最大10層ほどだろう」と話す。

 加工寸法が比較的大きい層には、ArFドライ露光装置、KrF露光装置(波長248nm)、i線露光装置(同365nm)などが使われる。価格はArFドライ露光装置が20億~30億円、KrF露光装置が10億~20億円、i線露光装置が5億~10億円ほどとされる。

 そしてキヤノンは「i線露光装置で8割ほど、KrF露光装置で3割弱の台数シェアを持つ」(岩本氏)。すなわちTSMCやSamsungなどの最先端工場には、キヤノンのi線露光装置やKrF露光装置が多数導入されている。微細化で最先端を走るEUV露光装置に注目が集まりがちだが、「i線露光装置やKrF露光装置を抜きに最先端半導体は製造できない」(同氏)

--------------------(引用終わり)--------------------