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岡本硝子(株)【7746】の掲示板 2023/06/18〜2024/03/01

楽天証券

岡本硝子<7746.T>は有力低位株としてマークの対象となる。

 プロジェクター用反射鏡で世界トップクラスの同社にとって、市場規模の拡大が追い風だ。一部調査によると、プロジェクターの世界需要は、2027年に約142億ドル(約2.1兆円)となり、その間の年平均成長率は6%超が予想される。教育分野で増加するプロジェクタースクリーンなどがけん引役になりそうだ。

 同社は環境への取り組みにも優れ、高レベル放射性廃棄物のガラス固化に使用される原料ガラスの製品化を目指している。核廃棄物の問題への関心が高まる中で、事業機会が広がる公算。また、ゼロエミッション(廃棄物の排出ゼロ化)に向けた高機能放熱基板の製造も進める。

 EV(電気自動車)向けパワー半導体への採用を想定した窒化アルミニウム放熱基板も注目される。27年に約20億円の売上を目指す同製品の量産を開始し、自動車の電動化ニーズを取り込んでいく構えだ。

 24年3月期の連結営業利益は1億5000万円(前期比12.7%増)を計画し、下期の収益回復を見込む。6月に打ち出した中期経営計画では、26年3月期に売上高60億円(今期計画は52.5億円)、営業利益率5%を目指す。


 株価は調整を余儀なくされているが、22年以降は120−130円どころの下値が盤石で、時価水準は絶好の底値拾いチャンスと考えられる。週足のRSI(相対力指数)やストキャスティクスなどオシレーター系指標は大底を示唆しているため、リバウンド妙味は強く、再起動に向けて機は熟している。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:ウエルスアドバイザー社 (2023-10-19 11:32)