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トヨタ自動車(株)【7203】の掲示板 2024/05/08

 週刊エコノミスト最新号によれば、「ブルームバーグによると、EV用電池の平均価格は2010年の1kWh当たりの価格が1391ドルから2023年には同139ドルとちょうど10分の1になった。 更に、中国メディアによると、『CATLは今年の夏までに高性能なLFP電池を1kWh、60ドル以下で自動車メーカーに納入する予定。 昨年のこの時期、LFP電池のコストは同110~124ドルであったものが、昨年8月までに83ドルまで下がった。』とのこと。 BEVの平均バッテリー容量は60kWhであり、現在の電池コストが1kWh、139ドル(車からみた原価)から同60ドル以上下がるとすれば、車の一般的なコスト構造からすると販売価格が9000ドル(約140万円)程度下がる。」とのことです。


 EVメーカーが何の努力もせず、車両1台当り、140万円コストダウンできる?オイオイ・・  中国当局が盛んに警鐘鳴らしていた、「2025年頃には需要の4倍超の車載電池の供給能力超過剰状態になる」がついに現実になって来たな。  電池のプライス・リーダーのCATLが点けた火によって、数多の電池メーカーは否応なく地獄の値下げレースに巻き込まれるだろう。  「EVは価格が高いから・・」と言う言葉は間もなく聞かれなくなるだろう、エンジン車と価格逆転現象が世界の至る所で見かけるようになるのだろうから。  EVの第2ステージの幕が切って落とされようとしている。  2030年を待たずにEVによる世界のエンジン車の駆逐が大きく進むだろう。