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トヨタ自動車(株)【7203】の掲示板 〜2015/04/28

>>354728

◆2013/07/13 日本経済新聞 朝刊 11ページ

トヨタ自動車は8月、「カローラ」のハイブリッド車(HV)を発売する。価格はセダンの「アクシオ」が192万円台、ワゴンの「フィールダー」が208万円台になる見通し。

ガソリン1リットルあたりの燃費は33キロメートル。トヨタの代表車種であるカローラにもHVを導入、エコカー補助金終了の影響で苦戦が続く国内販売をテコ入れする。

アクシオの場合だと、価格は「プリウス」(217万円)に比べ約25万円安く、小型HV「アクア」(169万円)に比べ約24万円高い。燃費もプリウス(32・6キロメートル)とアクア(35・4キロメートル)のほぼ間となる。

HVモデルの無い現行のカローラ(燃費は21キロメートル強)は昨年5月に全面改良した。ただアクアなどHVに人気が集中するなか、販売が想定以上に伸びなかった。

HVの導入で「昨年の全面改良で買い替えを見送った人たちへの販売が期待できる」(東海地方の販売店)との声が出ている。

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  • >>357815

    ◆2013/09/11 (水) 日本経済新聞 朝刊 13ページ

    トヨタ自動車で経理・財務を担当する佐々木卓夫常務役員は「配当性向30%を目安に今後、増配を続けていく」方針を表明した。2008年の金融危機後は配当性向の目標を明示していなかったが、収益環境の好転を受け、改めて目標に掲げる。円高や経済危機など環境が急変しても連結営業利益(米国会計基準)1兆円を確保するため、今後も年3000億円規模の原価低減を続ける考えも示した。

    トヨタは08年3月期まで1株利益の3割を配当に充てる「配当性向30%」を目標としていた。だが、その後の金融危機や円高で業績が悪化した際も一定額を配当したため、配当性向が30%を大きく上回る状況が続いていた。5年ぶりに1兆円台の営業利益を確保した前期にほぼ30%となり、有価証券報告書での配当性向の記載を再開した。14年3月期から本格適用する。

    佐々木氏は「投資家にトヨタ株を長期保有してもらうには過去のような異常値の配当性向ではなく、増益を前提とした安定配当が必要」と強調。業績回復にめどが立ったのを受け、改めて配当性向30%を打ち出す。

    今期の配当予想は開示していないが、現在の予想純利益(1兆4800億円)を前提に試算すると、1株当たりの配当は約130円と前期より40円近く増える。一方、自社株買いは「現時点で考えていない。ただ株主に迷惑をかけるような市場環境になればオプションとして考える」とした。

    今期は1ドル=92円(通期)と実勢より円高で想定。対ドルで1円の円安は営業利益を約400億円押し上げる。現状の円安が続けば利益が上ぶれする余地があるが、「今は現時点の予想達成に向けて頑張っていくだけ」と述べた。

    トヨタは11年3月、1ドル=85円、世界販売750万台(トヨタとレクサスブランドの合計)で営業利益1兆円という中長期ビジョンを掲げ、前期に1兆円を超える利益を確保した。今後、環境が変化しても1兆円の営業利益を確保する考えを示し、「稼ぐ力をさらに強化していく」とした。

    お家芸ともいえる原価低減が柱の一つで、「部品の設計変更や工場の生産性向上などまだまだ工夫の余地がある。1銭、1円レベルでのコスト削減を続ければ効果も大きい」と指摘。金融危機以降、年3000億円程度続けてきた原価低減(資材価格の影響など除く)を今後も続ける方針だ。
    【図・写真】佐々木卓夫常務役員

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