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ASAHI EITOホールディングス(株)【5341】の掲示板 2015/06/02〜2015/07/08

中国で「温水洗浄便座」の需要はさらに高まる!=中国メディア

2015年6月26日 11時53分
サーチナ


 中国メディアの毎経網は21日、2015年の春節(旧正月)期間中に日本を訪れた約45万人の中国人は日本国内で60億元(約1213億円)もの消費を行ったと伝え、特に温水洗浄便座の人気が高かったことを指摘し、今後は日本メーカーの製品は中国国内で販売台数が伸びる見込みだと伝えた。

 記事は、「60億元のうち、どれだけの金額が温水洗浄便座に使われたかは分からない」としながらも、日本では各メーカーの温水洗浄便座が品切れ状態になるほどだったと紹介した。さらに、日本で販売されている温水洗浄便座の多くが中国で生産されたものだと伝え、「日本から苦労して持ち帰った製品は中国製だった」と論じた。

 続けて、日本の温水洗浄便座メーカーとして有名な企業はパナソニック、TOTO、東芝の3社が挙げられるとし、パナソニックとTOTOの製品は中国市場でも購入できるが、東芝の温水洗浄便座は現時点で中国市場では正式に販売されていないと紹介した。

 さらに、パナソニックの温水洗浄便座を生産している工場は世界に1つだけ、それも中国にしか存在しないとし、「パナソニックの温水洗浄便座のうち、『DL-WH60WS』は最高級品だ」と指摘する一方、同製品は日本だけでしか販売されておらず、中国で購入したければ代理購入によるネット通販などしか手段はないと指摘し、「なぜパナソニックは中国でDL-WH60WSを販売しないのだろうか」と疑問を投げかけた。

 続けて、DL-WH60WSが中国で販売されていない理由として、中国のパナソニック関係者の話として、「中国の国家規格」と関係していると伝え、同製品を中国で生産・販売するためには「医療機械の生産許可証」が必要だからと紹介。中国で販売したくても、日本と中国での規格が異なるため販売できないのが現状だったと伝えた。

 また記事は、中国でパナソニックは年120万台の温水洗浄便座を生産し、うち3分の1を中国国内向けに販売していると伝える一方、中国人の所得が上昇し、生活の「質」を求める消費者が増えていることを背景に、中国国内での販売台数は今後、ますます増えていくに違いないと論じた。