昭和ホールディングス(株)【5103】の掲示板 2020/03/10〜2020/08/17
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*** 2020年6月28日 14:16
>>678
「APF・昭和ゴム事件とスラップ訴訟」野中郁江(『労働法律旬報』2014年7月)
「APFは、敗訴となった投資家による賠償訴訟についての賠償は支払わず、此下益司代表は帰国の意思はないといわれ、現在、提訴や告発をしている被害者の救済の目途はたたない状況にある。...本訴原告らが役員をしている昭和HDは、前述の課徴金勧告について公式に発表される以前に報道したマスコミ機関に対しても名誉毀損裁判を提起している。その後の事態は、情報開示されておらず不明であるが、自分たちに都合の悪い事実や意見に対しては名誉毀損裁判などを提訴するという姿勢をとってきた。名誉毀損提訴以外にも、強制捜査に関しての行政訴訟や国家賠償請求などを提訴している。提訴を続けていくことで、まだ投資家からの信頼をつなぎとめておこうとしているかのようである。」
iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I025598033-00 -
683
*** 2020年6月29日 08:12
>>678
私的→指摘
わかりにくいかもしれませんが、ただの念書を「有価証券」と虚偽表示して、実質的な経営者の此下兄弟が、乗っ取ったこの会社から多額のお金を引き出している実態が、会計専門家によって指摘されていることがわかるとおもいます。
此下兄弟はこの専門家にスラップ訴訟を仕掛けましたが、敗訴しました。
*** 2020年6月28日 14:14
「地道な会社」ではないとおもいます。2017年の末頃、ここがGLおよびウェッジホールディングスとの関連で話題になった頃、此下兄弟による不公正ファイナンスにかんして、会計誌に掲載された専門家化による私的について引用したので、再掲してみます。
「不公正ファイナンスと財務諸表監査」 田中里美(『経理知識』2011年9月)
「APFという投資会社によって乗っ取られた昭和ホールディングスは、APFグループに資金が流出する形で箱企業として悪用され、監査人は重要な虚偽の表示が含まれているにもかかわらず、無限定適正意見を表明し、粉飾を許容している状況にあると言えるのではないだろうか。」
「APFは第三者割当増資により昭和ホールディングスに14.45億円出資したが、それと引換えに33億円もの資金を主としてプロミサリーノートによってAPFへ還流させている。...〔このプロミサリーノートには〕『2009年3月24日に、我々APFインターナショナル株式会社は、昭和ゴム株式会社に対し、年8%の金利を付けて、タイ、バンコックにおいて、日本円で11億円支払うことを約束します。』と書かれている。さらに最後に『譲渡不能である。』と記されている。通常のプロミサリーノートであれば、...最低でも銀行の印や会社の所在地等、より具体的に記されている。約束手形であれば、譲渡可能であることが一般的である。...しかし昭和ゴムホールディングスのプロミサリーノートは、コマーシャルペーパーや社債のような流通できる債券や有価証券ではなく、単に支払いを約束した覚え書きに過ぎず、保証人もいなければ担保物件もないというものであるという。さらに利息の支払いも滞っており、返済されるかどうかが不明である。」
「27億円という多額のプロミサリーノートは、コマーシャルペーパーでも社債でもない支払いを約束した念書であるにもかかわらず、有価証券として財務諸表上記載されている。」
iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I023446265-00