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「地道な会社」ではないとおもいます。2017年の末頃、ここがGLおよびウェッジホールディングスとの関連で話題になった頃、此下兄弟による不公正ファイナンスにかんして、会計誌に掲載された専門家化による私的について引用したので、再掲してみます。


「不公正ファイナンスと財務諸表監査」 田中里美(『経理知識』2011年9月)

「APFという投資会社によって乗っ取られた昭和ホールディングスは、APFグループに資金が流出する形で箱企業として悪用され、監査人は重要な虚偽の表示が含まれているにもかかわらず、無限定適正意見を表明し、粉飾を許容している状況にあると言えるのではないだろうか。」

「APFは第三者割当増資により昭和ホールディングスに14.45億円出資したが、それと引換えに33億円もの資金を主としてプロミサリーノートによってAPFへ還流させている。...〔このプロミサリーノートには〕『2009年3月24日に、我々APFインターナショナル株式会社は、昭和ゴム株式会社に対し、年8%の金利を付けて、タイ、バンコックにおいて、日本円で11億円支払うことを約束します。』と書かれている。さらに最後に『譲渡不能である。』と記されている。通常のプロミサリーノートであれば、...最低でも銀行の印や会社の所在地等、より具体的に記されている。約束手形であれば、譲渡可能であることが一般的である。...しかし昭和ゴムホールディングスのプロミサリーノートは、コマーシャルペーパーや社債のような流通できる債券や有価証券ではなく、単に支払いを約束した覚え書きに過ぎず、保証人もいなければ担保物件もないというものであるという。さらに利息の支払いも滞っており、返済されるかどうかが不明である。」

「27億円という多額のプロミサリーノートは、コマーシャルペーパーでも社債でもない支払いを約束した念書であるにもかかわらず、有価証券として財務諸表上記載されている。」

iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I023446265-00