ここから本文です

清原達郎「世界に2〜3社」第二の視点❣ の向こうには....
MediaTekとACCESS(NetRange)の連携は、スマートTV市場において「圧倒的な普及率」と「コスト効率の高さ」という2点で、競合他社に対して非常に強力なポジションにある。
MediaTekはスマートTV向けSoC市場で約33%のシェアを占める世界トップのサプライヤーであり、2022年時点で上位3社(MediaTek, Novatek, Realtek)の合計シェアは86%に達していた。この強力なハードウェア基盤に、NetRangeが提供するソフトウェア(アプリストアやブラウザ)が組み合わさることで、競合比較上の優位性が生まれている。

連携の具体的な優位性
ターンキー・ソリューション(即戦力パッケージ)
中小規模のテレビメーカーにとって、独自のOS開発やGoogleとの複雑な契約は負担が大きい。MediaTekのチップとACCESSのソフトウェアが事前に統合されているため、メーカーは短期間かつ低コストで「スマートTV」として製品を発売でき、これがMediaTekのシェア維持に大きく貢献している。

MediaTekとACCESSの連携は、「手軽に・安く・高品質なスマートTVを作りたいメーカー」にとって、世界で最も選ばれているスタンダードと言える。

MediaTek(メディアテック)の役割を軸に据えると、スマートTVがスマホに依存せず「自律した分析端末」としてスマホを凌駕(あるいは代替)するための戦略が見えてくる。
MediaTekは単なるプロセッサ供給元ではなく、「スマホ並みの知能をテレビに持たせる」ためのキープレイヤーである。

1. 「スマホの脳」をテレビに移植(Pentonicシリーズ)
スマホが分析に強いのは、高度なAI処理ユニット(NPU)を積んでいるからである。MediaTekは、スマホ用SoC(Dimensity)で培ったAI技術をテレビ専用SoC「Pentonic」に投入している。
これにより、スマホを介さずテレビ単体でKinomapの走行データや生体データをリアルタイム解析し、最適な負荷調整やコーチングを弾き出す「処理の自立」を可能にした。
2. Bluetooth/Wi-Fiの「交通整理」による安定接続
スマホはBluetooth接続が安定しているが、従来のテレビは電波干渉に弱いのが弱点だった。
MediaTekは、Wi-FiとBluetoothが干渉しない独自の共存技術を提供している。これにより、Kinomapで専用機器(バイク等)と心拍計、さらにワイヤレスイヤホンを同時に繋いでも、スマホ同等以上の「途切れない安定した分析データ収集」を実現している。
3. クラウド連携の「低遅延ゲートウェイ」
スマホは4G/5Gでクラウドに直結しているが、テレビはホームネットワークを経由する。
MediaTekは、業界に先駆けてWi-Fi 7をテレビチップに統合した。これにより、将来IOWNのような次世代ネットワークが普及した際、テレビがスマホよりも圧倒的な帯域でクラウド上のAI(巨大な分析エンジン)と直結するための「入り口」となる。

このようにMediaTekの役割は、テレビを「スマホの周辺機器」から「スマホを必要としない独立した高性能コンピュータ」へ格上げすることにある。ACCESSのソフトウェアと組み合わせることで、スマホを開く手間さえ省いた「乗るだけで即分析開始」という体験において、テレビがスマホを逆転する構造が整いつつある。

この「スマホいらず」の環境を構築するのが、IOWNの戦略の一つであり、その準備としてのMediaTek搭載スマートTVでのスマホ対決である‼

同じく、スマートTVよりさらに連携を深めるのが「ACCESSとMediaTek、自動車メーカー(OEM)に先進的な車載インフォテインメントプラットフォーム「ACCESS Twine™ for Car」でR!
https://www.access-company.com/news_event/archives/20240109-1/

ぎっこんばったんぎっこんばったんぴすとん運動で地球をまわせ...ぽん!

投資の参考になりましたか?