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日本オラクル(株)【4716】の掲示板 2015/04/16〜2020/01/11

>>36

確かに親子間関係がドロドロって印象は受けます。

前の社長が肝の据わっていないオドオドした人間で、どこに向けて経営のかじ取りをするのか明瞭さを欠いていた。
親会社もそんな前社長の心理をうまく利用していたように見えます。
これまで親会社はどこまで自分たちの利益を通せるのか、日本法人の株主の顔色を伺いながら配当政策変更や日本法人資金活用を行ってきました。

配当政策変更について言えば・・・
かつては利益をほぼ全て配当として支払っていたのが、内部留保に回してた資金として溜め込み期中はその資金を親会社に貸付金として提供する・・・そんな戦略にも変わりました。
恐らく親会社はこう考えたのでしょう。
配当で資金(=利益)回収をすれば、配当にかかる所得税を支払うことになる、これを節減したい、俺たちが欲しいのは資金だ、配当に拘らず日本から資金を吸い上げられれば良いのだ、じゃあ日本法人が親会社に金を貸した形にすりゃあイイじゃないか?と。

短信を見るとBSには貸付金残高は存在しませんが、実際は期中に貸付金の返済・回収をしているだけでしょう。
キャッシュフロー計算書には前年と大きく変わらない「利息及び配当金の受取額」が計上されていますから。

一般株主には「資金の内部留保をして成長戦略」を取ると言いながら、肝心かなめの資金が親会社へ吸い上げられる。
成長戦略を実践する弾が手元になくてできるのでしょうか?
成長戦略を描くまでの限られた時間、親会社に資金提供をしているだけ、とでも言われそうですが・・・。
しかし、配当政策変更から時間もかなり経っていますから、時間的にも、必要資金を含め計画の披露を行い、余剰資金特定→配当などでの株主還元するべきでしょうね。

それがイヤなら・・・
いっそ本社株に株式交換した方がスッキリするのでは?
そのうえで外国株式として東証上場の方が、利益相反も気にしないで経営計画にも業務執行にも専念できると思いますが・・・。