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エーザイ(株)【4523】の掲示板 2024/05/17〜2024/06/05
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>>492
おっしゃる通りの高額治療なので、その効果がはっきりと費用対効果を発揮する方法が見つかるまで医師も自信を持って治療を勧めることが出来ないのです。
今は事実として、数値上の有意差から長期で投薬すれば臨床実感でも差が出る「かも」しれないと有害事象や治療費負担を含めた説明をして患者に選択をさせるだけです。
その話を聞いた上で私は当事者であれば治療に挑戦すると思います。ただ、それはダメ元で費用を投じる事が出来る生活者であるからで、自己負担が1.5年で60〜100万、もっと長く投薬するのであれば200万、300万と使うのを許容出来る人です。
実際の声として、3年投与で300万円を払わせておいて治療上の有益性を医師が殆ど感じられなかったら、その後も患者にどんどん勧めるでしょうか?
そのお金があれば、重症化した時にもっと生活をよく出来るお金の使い方が提案出来るということです。
売上予測が下振れている理由は合っていますが、治療法はエーザイ側は解って販売価格計画を出していますよね?
少しの下振れなら解りますが、大きく下振れするのは計画が大風呂敷なのか、市場(患者、治療者側)の期待に応えていない治療なのかということです。説明をして患者判断で治療をしない人もいるはずです。
初動の計画で上手く売れなかったブロックバスターを見たことがありません。会社は期待の新薬こそ計画割れを嫌います。印象を悪くしたくないですから。
米国では医師の半数以下しかレカネマブを勧めないという記事もロイターから出ています。この医師の意見を曲げてまで高い計画を出し続けるのは、臨床現場の意見を軽んじています。
https://jp.reuters.com/world/us/LZZ7AJBEX5OA3ACEFRP2JZSN7Y-2024-04-28/
売上予測が下振れている理由として考えられるのは、
レカネマブは非常に早期の患者さんが対象ですが、早期の人をアルツハイマー病と診断するためには、脳の中にアミロイドが蓄積していることを証明する必要があります。アミロイドの検査としては髄液検査とPET検査がありますが、おそらくPET検査が主として使われるようになると思われます。
こうした検査ができる医療機関は限られますし、
何より高額すぎます。
症状を軽減、緩和するわけではなく、進行を抑制するので患者家族からすると目に見えて効果の実感はしにくいので肥満治療薬のようなブームのような波及はしないと思われます。