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(株)ラック【3857】の掲示板 〜2015/04/15

インターネットバンキングのパスワードがコンピューターウイルスによって盗まれ、預金を奪われる被害が過去最悪のペースで増えていますが、2か月ほど前から、クレジットカードについても同じ手口で情報が盗まれ、高額の買い物をされる被害が相次いでいることが分かり、カード会社などが注意を呼びかけています。
クレジットカード会社などによりますと、国内では、ことし4月ごろから、ネットバンキングだけでなく、クレジットカードの情報を盗み取るウイルスの感染が広がっているということです。
あるカード会社では、こうした手口による被害が、分かっているだけで20件近くに上り、何者かが不正に、合わせて200万円分ほどの買い物をしたということです。
ウイルスは、カードの利用明細の確認などを行うホームページにログインすると、別の偽の画面を表示し、利用者にカード番号や有効期限、セキュリティコードなどを入力させて、盗み取るということです。
こうしたウイルスが確認されているのは、▽TSCUBICカード、▽三井住友VISAカード、▽三菱UFJニコスのカード、▽ライフカード、▽楽天カードの少なくとも5社のサービスで、カード会社各社が注意を呼びかけています。
セキュリティー会社によりますと、こうしたクレジットカードの情報を盗むウイルスが検出されたパソコンは、国内で、先月だけで少なくともおよそ1万台に上っているということです。
セキュリティー会社「トレンドマイクロ」の岡本勝之シニアスペシャリストは「ネットバンキングだけでなく、カード情報も狙うウイルスが増えている。ウイルス対策ソフトを導入するとともに、ふだんと違う画面が表示されたら、カード情報を入力しないよう注意してほしい」と話しています。