パス(株)【3840】の掲示板 2015/10/09〜2015/12/11

　


パス&オークの裁判あるかもしれません

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東芝の不正会計問題で株価が下落し損失を受けたとして、１５都道県の個人株主５０人が７日、同社と田中久雄前社長ら旧経営陣５人に計約３億円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。年内に大阪、福岡両地裁にも提訴するほか、来年３月にも２次提訴を予定、原告は最終的に全国で約１０００人を見込む。

　訴状によると、東芝の株価は不正公表前の５月から１１月下旬までに１８０円下落。不正を知っていれば株を買わなかったと主張、下落額などを基に損失額を算定した。弁護団は「株主に落ち度はなく、虚偽の報告は重大な犯罪行為だ」と批判した。東芝も今年１１月、旧経営陣５人に計３億円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

　粉飾決算や巨額損失などが発覚した企業をめぐる集団訴訟で巨額賠償が認められた例も少なくない。旧ライブドアの粉飾決算事件では、和解や株主勝訴で会社側が支払いを求められた額は計約３００億円に上る。

　西武鉄道の有価証券報告書虚偽記載事件では、会社側への約４６億円の賠償命令が最高裁で確定。巨額の損失隠しがあったオリンパスには今年７月、大阪地裁が約２０００万円の支払いを命じたほか、株主による訴訟が複数起こされている。

　株主が経営陣を相手取り、生じた損害を会社に支払うよう求める株主代表訴訟では、仕手集団の恐喝に応じて巨額の損失を出した蛇の目ミシン工業の旧経営陣５人に計約５８３億円の支払い命令が確定した。

　証券取引等監視委員会は東芝旧経営陣の刑事告発も検討しているとされ、不正の大きな代償を支払わされることになりそうだ。